「mento for Business」がAIサマリー機能でHRテクノロジー大賞を受賞！

「mento for Business」が新たな成功を収める

株式会社mentoが提供する企業向けマネジメントコーチ「mento for Business」のAIサマリー機能が、2023年に開催された第9回HRテクノロジー大賞において、人材マネジメントサービス部門優秀賞を獲得しました。この受賞は、同社の目指す理念やコーチングの革新を象徴するものとなりました。

AIサマリーの革新

「mento for Business」のAIサマリー機能は、大規模言語モデル（LLM）を活用し、コーチングセッションの内容を自動で要約するものです。この機能により、セッションの重要なポイントや約束した行動、キーワードをスムーズに整理することができ、管理職が振り返りや次回のセッション準備を行いやすくなると高く評価されています。これにより、従来のコーチングに必要だった手間が軽減され、参加者は話に集中することができる環境が提供されます。

さらに、AIサマリー機能は、コーチングの効果を最大化し、従業員の行動変容を促す手助けをするために設計されています。具体的には、受講者は過去のセッション内容を振り返る際に、AIによる要約を参照することで、効果的な理解や自己省察を促進します。これにより、企業全体のパフォーマンス向上にも寄与することが期待されます。

授賞式でのメッセージ

授賞式当日、mentoのデータ・AI担当責任者、杉浦太樹氏は、「このたびの受賞は非常に光栄であり、コーチングのテクノロジー化を進める一歩となります。データや生成AIを活用することで、コーチングの効果をより高め、受講者への負担を軽減できると信じています」とコメントしました。

この言葉には、今後のテクノロジーの進展을期待する声が込められており、コーチングの分野における更なる革新を予感させます。

コーチの反応

AIサマリー導入後のアンケートでは、mentoの登録コーチたちがその効果を実感している様子が伺えます。コーチは、セッションが終わった後に振り返りやすくなったことや、ログを取る負担が減ったことでクライアントとの対話に集中できていると述べています。また、クライアントも自分の発言を客観的に見ることができるため、気づきがさらに深まっていると感じているとのことです。

AIサマリーの実用性

AIサマリーでは、コーチングセッションを録画し、人の手を介さずに要約を自動生成します。このサービスがあることで、コーチはメモを取ることに気を取られることなく、クライアントとの対話に集中できるようになります。また、セッション後の振り返りやテーマ設定にも役立ち、セッション間の連続性を確保することで、行動変容を促進します。

「mento for Business」とは？

「mento for Business」は、リーダーの潜在的なニーズに応え、組織に変化をもたらすためのマネジメントコーチングサービスです。2020年のサービス開始以来、約40,000時間のコーチングを提供し、大手企業を中心に広がっています。

特に中間管理職をターゲットとし、個別に最適化した育成策を広く提供することで、企業内での人材育成の新たな形を模索しています。