クリタグループが環境設備計画で空調・衛生工学会賞を受賞

【クリタグループが環境設備計画で賞を受賞】

栗田工業株式会社は、東京都昭島市にある開発拠点「Kurita Innovation Hub（KIH）」での環境や設備に関する計画が、最近開催された第63回空気調和・衛生工学会業績表彰において、技術賞奨励賞を受賞したことを発表しました。意味のあるこの受賞は、先進的な水処理技術及び雨水貯留浸透槽を用いた新しい環境設備技術が導入されたことによるものです。

受賞対象となったは、クリタグループと日建設計、日建設計総合研究所を含む5つの企業が協力して実施した計画や設計、運用の評価結果です。これによって、Zero Water Buildingという概念が実現され、これは建物が水の総消費量をゼロまたはそれ以下に抑えることができるというものです。この取り組みは、水の循環利用と環境への負荷軽減を目指したもので、地球環境への強い配慮を示しています。

今回の表彰式は、5月15日に行われ、そこで発表された受賞内容には多くの関係者や専門家が注目しました。受賞された技術の多くは、環境や施設の持続可能性の向上に寄与し、働く人々のニーズに応えるものであると解釈されています。特に、アクティビティ・ベースド・ワーキングの導入や、柔軟な空調方式の採用は新しい働き方を支えるための革新的なアプローチといえます。

【地域における貢献】
クリタグループは、KIHでの取り組みを通じて、環境負荷の低減、二酸化炭素（CO2）排出量の削減に努めています。これらの取り組みを継続し、さらに様々なステークホルダーとの連携を強化することで、社会や業界が直面する課題を解決するためのソリューション提供を目指しています。このような姿勢には、クリタグループの強い企業理念が反映されています。

この受賞は、クリタグループが環境問題に真摯に取り組み、社会に貢献しようとする姿勢を示すもので、今後の活動への期待が高まります。詳細については、公益社団法人空気調和・衛生工学会のウェブサイトにて確認可能です。

このように、クリタグループの活動は、環境技術がどのように進化し得るのかを示す一例であり、同時に企業活動が持つ社会的責任についての重要性を再認識させてくれます。受賞を通じて、クリタグループは今後の環境問題解決へ向けた一歩を踏み出したといえるでしょう。