森林とハーブを活かした地域活性化セミナーが開催される
本日、2024年12月18日(水)19:30から21:30にかけて、オンラインセミナー「寺子屋シャーラ山梨スペシャルセミナー」が開催されます。このセミナーでは、森林里山保全や地域活性化を目的として、精油の生産やハーブを基点としたプロジェクトの可能性が探られます。主催するのはMSG株式会社の社外取締役である上馬塲和夫氏。ゲスト講師として、薬学博士である村上志緒先生が登壇します。
村上氏は、早稲田大学および東邦大学大学院で薬学を学び、植物療法について研究を行っています。特に、民俗薬草文化やその作用機序に重点を置いた研究をしており、日本をはじめネイティブアメリカンや南太平洋フィジーのハーブについても注目しています。彼は、ハーブやアロマテラピーをテーマにしたセミナーやワークショップを開催しており、多くの知識を持つ専門家です。
セミナーの内容について
山梨県は、森林面積が78%を占め、その山間部では林業や農業の活動が行われています。また、東京都などの都市部にとっても重要な水源地としての役割を果たしています。しかし、全国の山間地が直面する共通の課題には、人工林の整備の促進や間伐材の効果的な活用、耕作放棄地の再活用、そして外部への情報発信が含まれます。
そこで、上馬塲氏は「みずともり」というプロジェクトを立ち上げ、山梨県内の4つの町村を生産拠点として、精油生産を行うことを目指しています。具体的には、スギやヒノキ、シラカバなどの林地残材や、耕作放棄地で収穫されたユズを素材とした精油の生産が進められています。
このセミナーでは、彼らが取り組んでいる精油生産についての最新情報や、ハーブを基点にしたリトリートプログラムについても紹介される予定です。
参加方法
このオンラインセミナーは、参加無料で全国どこからでも参加可能です。参加希望者は、下記のリンクから事前に申し込みが必要です。
- - 参加URL: こちらから参加
- - ミーティング ID: 822 2958 9665
- - パスコード: 956002
寺子屋シャーラとは
「寺子屋シャーラ」は、江戸時代の教育システムを現代に蘇らせることを目指し、地域で様々な社会問題に対処するための活動を行っています。特に、地域の文化や生活の知恵を取り入れて、生命に関する科学、アーユルヴェーダを広める取り組みを行っています。
今後も、村上先生の貴重な知見に触れながら、森林やハーブを活用した地域活性化の可能性について深く学べる場を提供していく予定ですので、ぜひご参加ください。