東日本大震災から15年を迎えた今、EMSが発表したアスベスト対策チェックリスト
株式会社EMS(東京都千代田区、代表取締役:星 美耶)は、東日本大震災から15年が経過したことを受け、災害復旧活動やボランティアに携わる方々への「アスベスト対策チェックリスト」を公開しました。この取り組みの背景には、アスベストが引き起こす健康リスクの深刻さがあります。
アスベストの危険性
アスベストはその優れた耐熱性と耐摩耗性からかつては建材に広く使用されてきました。しかし、その微細な繊維を吸い込むことで肺がんや悪性中皮腫といった深刻な健康被害を引き起こすことが知られています。そのため日本では2006年にアスベストの使用が全面的に禁止され、2020年には建物解体時の調査記録保管に関する規制も強化されました。
しかし、1970年代から1990年代にかけて建設された多くの建物にアスベストが使用されているため、災害時には倒壊した建材からアスベストが空気中に飛散する危険があります。実際に、震災復興作業に従事した方がアスベストによって健康被害を受けた事例も確認されています。
これらの事例を受けて、EMSはボランティア活動を行う方々が健康リスクにさらされないよう、アスベスト対策をしっかりと行うためのチェックリストを作成し、周知を図ることとなりました。
ボランティアのための対策チェックリスト
EMSが提供するチェックリストでは、ボランティア活動時に準備しておくべき事項が明確に示されています。特にアスベスト対策には、通常の不織布マスクではなく、粒子除去効率が95%以上の防じんマスク(DS2・N95など)の着用が推奨されています。
アスベストの粒子は髪の毛の5000分の1という非常に微細なものであり、通常のマスクでは防ぐことが困難です。これにより、ボランティア活動を行う際の安全が大きく変わります。さらに、ボランティア活動に参加する際には、行動の前に事前の情報確認を行うことが重要です。
星美耶のコメント
代表取締役の星 美耶氏は、「災害の現場では、多くの方が少しでも力になりたいという思いでボランティア活動に参加しています。私たちはその善意の活動が、知らぬ間に健康リスクにつながることがあってはならないと考えています」と語っています。また、アスベストの健康影響は潜伏期間が非常に長く、被災地復興支援におけるリスクを十分に認識することが求められています。
このような問題に対し、EMSは今後もその知見を生かした啓蒙活動を続けていく意向を示しています。
会社概要
- - 社名: 株式会社EMS
- - 代表取締役: 星 美耶
- - 設立: 2021年7月
- - 所在地: 東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル4階
- - 資本金: 3,500万円
アスベストONEについて
「アスベストONE」は、アスベストの法令遵守と業務管理を効率化するクラウドシステムで、13,000社以上の企業が利用しています。事前の調査報告申請の簡易化や書面作成機能を提供しており、使いやすさが特徴です。
最後に
東日本大震災から15年が経過した今、ボランティアの方々が安全に活動できる環境を整えるために、アスベスト対策を忘れずに意識していくことが必要です。EMSのチェックリストを活用し、少しでも多くの方が安全に復興支援に参加できることを願います。