画期的な小型高速ダイオードモジュールの新発売
最近、環境に優しい電源装置の需要が高まっている中、株式会社三社電機製作所は新しい小型・大電流(SOT-227)超高速ダイオードモジュールを発売しました。この新製品は、特にインバータ溶接機やその他の電源装置の効率向上に寄与することを目指しています。
環境に優しい電源装置のニーズ
近年のトレンドとして、持続可能なシステムを求める声が高まっています。これに伴い、インバータ溶接機を始め、さまざまな電源装置の省エネや省資源化が求められています。特に、インバータ電源装置はその軽量化、低消費電力化が重要視されており、それを実現するためには高性能の高速ダイオードが不可欠です。
新製品の特徴
新しいダイオードモジュールは、
- - 逆回復時間: 60ns(従来比25%の高速化)
- - 順電圧降下: 1.20V(これも従来の性能を凌駕)
- - 逆電流: 6mA(最大400Vに対する性能)
など、非常に優れた性能を持っています。
この技術により、インバータ溶接機の高周波化と低損失化を実現。さらに、UL安全規格も取得済みです。
主な活用分野
このブレイクスルーにより、以下の分野での利用が期待されています:
1. インバータ溶接機
2. スイッチング電源
3. 通信用電源
4. 充電器
これらの分野での適用により、効率的なエネルギー管理が可能になります。
環境技術への配慮
このダイオードモジュールは、RoHS指令(2011/65/EU)に準拠しており、環境に配慮した設計がなされています。
このような取り組みにより、持続可能な社会づくりに貢献しています。
三社電機製作所の歴史
三社電機製作所は、昭和8年から電源機器の開発に携わっており、長年の経験と実績をもとに、「パワー半導体」と「電源機器専門」に特化した製品づくりを行っています。
経営理念として「常に社会の求める製品の創造に努め、よりよい品質によって社会の発展に貢献する」を掲げ、高性能、高品質な製品を提供し続けております。
まとめ
新開発の小型高速ダイオードモジュールは、インバータ溶接機をはじめとする様々な電源装置に最適で、省エネルギーや環境保護の観点からも優れた特徴を持っています。この技術によって、先進的な製品の開発が加速することが期待されます。詳細は
三社電機製作所の公式ウェブサイトをご覧ください。