社会福祉連携法人WTBASEの革新とfreeeの活用事例
東京都羽村市に本社を置く社会福祉連携推進法人、WTBASEは、2024年に設立されました。この法人は、複数の社会福祉法人が協力し、持続的なサービスの提供を目指して設立されました。WTBASEは、特に人材不足や施設の老朽化といった課題に直面している小規模社会福祉法人に対して、有効な解決策を提供しています。この活動の一環として、WTBASEはフリー株式会社が提供する「freee人事労務」を導入し、その成果を上げています。
WTBASEで業務執行理事・事務局長を務める五箇氏は、2022年に未経験ながら社会福祉法人福信会で労務業務に従事し始めました。当初、freee人事労務は利用されておらず、五箇氏は解約を考えるほどでした。しかし、同サービスのカスタマーサポートからの支援を受けたことで、その利便性を認識し運用を続ける決断をしました。
彼は労務に関する知識が乏しい中で、freee人事労務を利用し始め、3カ月後にはほとんどの労務業務に対応できるようになりました。freeeのシステムは直感的で、業務の流れを把握しやすくなっています。
労務業務の効率化と革新
その後、五箇氏はWTBASEを設立し、社会福祉法人福信会での成功体験に基づいて、freee会計を導入しました。設立からわずか2カ月後には、決算書作成をfreee会計を使って自ら行い、手間を大幅に削減。請求書の自動読取機能も活用し、事務作業を効率化しました。「手入力から撮影するだけの作業になったことで、むしろ楽しく感じている」と語ります。
統一されたfreeeプロダクトでのさらなる発展
WTBASEは、今後の業務効率化を進め、法人間の連携を強化していく予定です。勤怠管理や給与計算、そして会計データの一元化を目指し、オペレーションの改善に取り組むことで、経営改善施策を迅速に実施できる基盤を構築することを目指しています。将来的には、参加する全法人のシステムをfreeeのプロダクトで統一し、より効率的な業務とコミュニケーションが可能な環境を整えます。
WTBASEの取り組みは、単なる効率化を超え、さらなる地域社会への貢献へとつながっており、今後の発展が期待されます。freeeの活用を通じて、WTBASEは持続的なサービス提供に向けた一歩を踏み出しています。実績は公式ページに公開されており、詳細は
こちらから確認できます。
まとめ
社会福祉連携推進法人WTBASEとfreeeの成功事例は、未経験からでも業務効率を短期間で飛躍的に向上させることが可能であることを示しています。今後もWTBASEの取り組みは、社会福祉法人の新たなモデルケースとして多くの人々に希望をもたらすことでしょう。