岡山大学附属学校、教育学部附属から新たな学び舎へと改組

岡山大学は2025年4月1日に、教育学部附属の小学校および中学校を新たに「大学附属学校」として改組し、正式に標識の除幕式を行いました。これにより、教育の質を高め、より創造的な学びの場を提供することが期待されています。

除幕式は岡山大学附属小学校の正門で執り行われ、同校の教職員や関係者が見守る中、関係者が新しい表札を披露しました。那須保友学長、狩野光伸附属学校機構長、前田潔附属小学校長・中学校長が出席し、学長は新体制に対する期待を語りました。「大学附属の学校として自由で先進的な教育研究活動を全学的に推進し、学校現場の課題解決に向けた取り組みを行う」と述べ、附属学校の魅力向上を目指す姿勢を示しました。

今回の改組により、岡山大学附属学校は教育学部附属幼稚園、附属小学校、附属中学校、附属特別支援学校の全てを「岡山大学附属学校」に変更しました。このことは、国立大学法人より一元的な教育方針を強化し、教育の質を高めるための重要な一歩と位置づけられています。

学生たちにとって、この新しい附属学校は、大学の人的資源や物的資源を活用した多様な学びの場を提供することが期待されています。また、地域の特色を生かした教育プログラムや研究活動が、滋養ある学びの環境を育むことでしょう。

岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学としての特性を活かし、附属学校を通じて学生と地域社会をつなぐ役割を果たしていくでしょう。教育界において、岡山大学の新たな取り組みがどのような成果を生むのか、今後の動向が注目されます。

この改組を機に、地域との連携、多様な教育・研究プロジェクトの展開がさらに進むことが期待され、岡山大学は皆様のご期待に応えるべく、様々な取り組みを進めていきます。