テレビCMの影響力を示す「ノバセルトレンド」
近年、テレビCMの効果が再評価されつつあります。特に、ノバセル株式会社が提供する「ノバセル トレンド」というサービスは、テレビCMがもたらす影響を数値化し、各ブランドの指名検索スコアを可視化しています。この指名検索スコアは、CM放送前後の検索数をCMの放映量で割ったもので、スコアが高いほど、消費者がそのブランドに対してより多くの関心を持ったことが示されます。
2024年11月に放映されたテレビCMの中で、特に注目を集めたのが「カブアンド」です。カブ&ピース社の新サービスは、従来のポイント還元とは異なり、契約するサービスによって株式を得ることができる革新的なもの。このサービスは、日本の投資文化を変える可能性を秘めています。
2024年11月 指名検索スコアランキング
2024年11月のテレビCM指名検索スコアランキングでは、以下のCMが上位にランクインしました:
1.
NTTドコモ「docomo」
料金プラン「eximo」と「dカード」での還元を伝える歌と共に、浜辺美波さん主演のCMは11月に1位にランクインしました。多くの視聴者がキャンペーンの詳細を知りたくなったようです。
2.
カブ&ピース「カブアンド」
前澤友作さんと明石家さんまさんが対談する中で、「お金配りをやめ、株配りを始める」というメッセージが印象的。CM放映後、検索数が急増しました。
3.
丸亀製麺「丸亀製麺」
限定メニュー「わがまち釜揚げうどん47」の告知が話題になり、指名検索スコアでも3位に。
4.
RIZAP「chocoZAP」
若い男性がスッキリした部屋で過ごす様子から、様々なアクティビティが楽しめる「chocoZAP」を提案しています。
5.
TENTIAL「BAKUNE」
疲労回復が可能なパジャマをテーマにしたCMもランキングに名を連ねました。
注目の「カブアンド」サービスとは?
「カブアンド」は、電気・ガス・モバイル通信などの日常的なサービスを契約すると、その利用に応じて株式が貰えるという斬新なビジネスモデル。前澤友作氏が提唱するこのサービスは、一般の人々が投資に参加しやすくすることを目指しています。11月20日にサービスが開始されると、CMも同時に放送されましたが、その影響はすでに顕著です。
特に、CM放映後の11月25日週にはテレビCMの放映量が70%増加し、指名検索数も急増。前澤氏のインパクトあるキャッチフレーズ「お金配りやめます」が響いたのか、検索数では「カブアンド」が圧倒的な存在感を示しました。
検索トレンドとターゲット層
「カブアンド」の検索ボリュームは特に高く、対象となるサービスが多様である点も注目です。ジェンダー比では、男性が72%を占め、40〜50代のユーザーが中心となっています。また、女性の場合は60代以降の割合も高く、実際のサービス利用を考える世代が多いことが伺えます。
まとめ
「カブアンド」は、只の新しいサービスという枠を超え、株主を増やすという壮大なビジョンを持っています。そして、CM放送がその実現に向けた第一歩として、注目を集めています。ノバセルがこのデータをもとに、さらに多くのマーケティングインサイトを提供し、テレビCMの価値を再発見する手助けをすることを期待しています。今後の動向から目が離せません。
詳しくは
ノバセル公式サイトおよび
CMランキングをご覧ください。