シングルマザー支援の新たな形を探る報告会
2025年1月28日(火)15時から、一般社団法人グラミン日本が主催するオンライン報告会が開催される。このイベントでは、2021年度の休眠預金を活用した「シングルマザーのデジタル就労支援」事業の成果を発表し、シングルマザーの経済的自立支援をテーマに、プログラムの内容を深掘りする。
グラミン日本の取り組み
グラミン日本は、東京都に拠点を置く団体で、生活困窮層の支援を主な目的として活動している。日本民間公益活動連携機構(JANPIA)に選出され、シングルマザーの自立支援を図る事業を展開してきた。協力団体には、日本シングルマザー支援協会が名を連ねており、地域に根ざした4つの実行団体と共に、女性たちの雇用の機会創出に取り組んでいる。
特に注目されるのが、企業との連携による支援モデルだ。報告会では、シングルマザーがプログラムを修了後に利用できる雇用やアウトソーシングの機会について、成果事例を通じて紹介される。また、この取り組みは海外のインパクト雇用との類似点を持ち、日本における新たなCSV(Creating Shared Value)モデルとしての発展が期待される。
報告会の詳細
報告会では、グラミン日本の理事長や、協力団体の代表による開会挨拶が行われ、その後に基調講演が予定されている。基調講演では、「働き方のパラダイムシフトとシングルマザー支援」をテーマに、相模女子大学の特任教授が登壇。このビジョンは、現代の雇用環境における変化を踏まえたものとなっており、参加者に新たな視点を提供することが期待されている。
パネル討論では、参加者が自らの経験や知見をもとに、シングルマザー支援の新たな形について活発に議論を交わす機会が設けられる。グラミン日本が取り組む実行団体からの事業報告も見どころで、それぞれの団体がどのような支援モデルを展開しているのか、その背景や成果を詳しく知ることができる。
参加の呼びかけ
この報告会は誰でも参加可能で、特にシングルマザー支援に興味を持つ企業、自治体、さらには研究者や専門家にとって貴重な情報交換の場となる。参加希望者は、Peatixサイトから事前に申し込む必要がある。参加費は無料で、オンラインという形式なので、多くの人にアクセスしやすい設計が魅力だ。
まとめ
グラミン日本の「シングルマザーのデジタル就労支援」事業を通じて、シングルマザーの経済的自立を支える新たな取り組みが今、進行中である。この報告会は、その活動の成果を広く知る機会となる。また、参加者が意見を交わし、新しい支援の形を模索する場ともなるため、興味のある人はぜひ参加してみてはいかがだろうか。 詳細な情報は
こちらから確認できる。
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