町田市鶴川エリアで学童保育向け昼食提供モデル事業開始

町田市で進化する学童保育の昼食制度

東京都町田市では、2025年の夏休み期間中に鶴川エリアの中学校給食センターから学童保育クラブ向けに昼食を提供する新しいモデル事業を実施します。この取り組みは、学校給食の温かい食事を保育クラブの児童に届けることで、保護者の負担を軽減し、健康的な食生活を支援することを目指しています。

モデル事業の背景と概要

町田市は「全員給食」推進に向けて、鶴川エリアおよび町田忠生小山エリアに3つの新しい給食センターを整備中で、それによりさらなる給食の充実を図っています。特に鶴川エリアの給食センターでは、夏休みに入ると学童保育クラブに温かい食事を提供する仕組みが始まります。この事業により、学校が休みの日でも、児童たちはしっかり栄養の取れる、美味しい昼食を楽しむことができます。

実施日程は2025年の7月28日から8月8日まで、具体的には平日のみの計10日間で行われます。事業参加のクラブは、鶴川第二学童保育クラブや大蔵学童保育クラブなど、計7つのクラブが予定されています。

提供される昼食の具体的内容

提供される昼食は、鶴川エリア中学校給食センターで調理され、食缶方式で各学童保育クラブに届けられます。子どもたちは、職員が食器に盛り付けた温かい食事を楽しむことができ、環境づくりが進むことが期待されています。この方式は、多摩地域で八王子市に次いで2番目の取り組みとなります。

収益面と注文方法

昼食1食の価格は500円（税込）で、保護者は専用の予約サイトから希望する日を選び、クレジットカード決済での事前注文が求められます。この仕組みは、保護者にとって便利で、また児童にとっても喜ばしい食アプローチとなります。

問い合わせ先

このモデル事業に関する詳細は、町田市の公式ウェブサイトや、関連するSNSなどでの情報を利用できます。特に、学童保育クラブやモデル事業については、子ども生活部児童青少年課が担当し、給食センターに関する情報は学校教育部保健給食課が提供しています。それぞれの部門へのお問い合わせも可能です。

町田市では、私たちの未来を担う子どもたちの健康を守るための様々な取り組みが進んでいます。今回のモデル事業も、その一環として大きな期待が寄せられています。