タオル美術館の挑戦
2024-10-07 19:22:20

タオル美術館グループが誓う持続可能な未来への挑戦

タオル美術館グループが目指す持続可能なタオルづくり



愛媛県今治市に本社を構える一広株式会社が運営するタオル美術館グループは、持続可能な社会の実現に向けた様々な取り組みを行っています。特に注目を集めているのが『リボーンコットンプロジェクト』です。このプロジェクトは、廃棄される予定のタオルや工場から出る廃材を再利用し、循環型社会の実現を目指しています。

『リボーンコットンプロジェクト』の実績



このプロジェクトは2022年3月から始まり、2024年7月までの間に、累計で605箱のボックスが回収され、約2.4トンのリサイクル可能なタオルが集まりました。特に、10月はリデュース・リユース・リサイクル推進月間として、消費者に対する理解と協力を求めています。全国各地の直営店舗や百貨店に回収ボックスを設置し、タオルの回収キャンペーンを強化しています。

循環型エコシステムの確立



『リボーンコットン』の製品は、回収したタオルや廃材を裁断、粉砕し繊維に加工、その後新たな綿を加えて再生糸として使用します。タオルの緯糸にはこの再生糸が用いられ、パイル部には通常の糸を使うことで、品質面でも一般的なタオルと遜色がない商品が誕生します。このように、タオル美術館グループは環境を意識した製品作りを進めています。

CO₂削減への取り組み



同社は製造プロセスにおいても水やエネルギーの使用量を削減し、廃棄物や温室効果ガスの排出量を減少させています。この結果、2015年と比べてCO₂の排出量は16.5%削減に成功しました。今後は2025年までに20%の削減を目指しています。これらの取り組みは、ヒトと環境に優しい製品を提供するための一環として行われており、特に製造技術「5ツ星クオリティ」が大きな役割を果たしています。

廃棄物削減とリサイクル



タオル美術館グループは、廃棄物の削減だけでなく、原材料や製品を再利用することで、本当の意味での資源の循環を実現しています。この循環型バリューチェーンは、タオルの製造から販売までの全行程を一貫して自社で行えることから、社会における持続可能性を高めています。

キャンペーンへの参加方法



タオルの回収キャンペーンは、2024年9月17日から10月31日までの期間に行われます。参加者は回収条件を確認のうえ、不要なタオルを店舗に持参することで、お得に『リボーンコットン』商品を購入できるチケットを受け取ることができます。なお、回収ボックスを設置している店舗は全国各地に点在しており、その詳細は公式ウェブサイトにて確認可能です。

未来への期待



今後もタオル美術館グループは、使用済みタオルの回収活動を通じて廃棄物の削減とCO₂排出量の低減を進め、地球環境の保全に寄与していく所存です。加えて、消費者と共に持続可能な未来を築くため、より良い商品とサービスを提供し続けることを目指します。その取り組みが、広く社会に受け入れられ、持続可能な社会の実現に貢献することを願っています。


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会社情報

会社名
一広株式会社
住所
愛媛県今治市八町西4丁目1−6
電話番号
0898-23-6126

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