日立グループの挑戦が光る「第9回 JAPAN BUILD TOKYO」
2023年12月11日から13日、東京ビッグサイトで開催される「第9回 JAPAN BUILD TOKYO」。この展示会は、建築や建設、不動産業界における最先端の技術や製品を一堂に集める、日本最大級の展示会として知られています。日立製作所とその関連企業が出展する内容に注目が集まっています。
「JAPAN BUILD」は、建築業界の課題に対して解決策を提供する場として、さまざまな最新技術が紹介される場所です。今年、日立グループは「建設DX」と「スマートビルディングEXPO」にまたがるブースを設け、最新のデジタルソリューションを提案します。
地中可視化や検測システムなどの最新技術
日立の展示ブースでは、埋設物の位置や寸法を可視化・管理する「地中可視化サービス」が紹介されます。このサービスは、埋設管路の正確な把握を可能にし、設計の精度向上や調査の効率化に寄与します。
さらに、鉄筋の出来形検測の自動化を実現する「GeoMation 鉄筋出来形自動検測システム」も登場。これにより、従来の3分の1の時間で作業を完了できるようになり、効率の向上が期待されています。デモンストレーションも行われ、実際の操作感を体験できる機会も用意されています。
また、ドローン技術を駆使したリアリティキャプチャプラットフォーム「DroneDeploy」により、建設現場の情報を360度で再現する取り組みも注目されています。生成AIを活用した現場業務の改革を示すブースもあり、AI技術の活用がどのように業務に貢献するかを体感できます。
市民生活を支えるスマートビルディング
日立の「BuilMirai」というビルIoTソリューションも紹介され、グリーンビルディングや安全・安心な社会を実現するためのさまざまな機能が展示されます。このソリューションは、利用者の快適性を高めつつエネルギー効率の向上を実現します。また、スマートフォンを利用した入退室管理システムのデモンストレーションも行い、未来のビル管理の在り方を具体的に示します。
この展示会では、日立グループ全体で連携し、最新技術やサービスを多角的に紹介。業界の課題解決に向けた新たなアプローチや、社会全体のデジタル化を促進するための具体的な技術を体感することができます。参加者にとって、非常に貴重な経験となることでしょう。
イベントに参加する理由
「第9回 JAPAN BUILD TOKYO」は、建設業界関係者だけでなく、テクノロジーに興味のある一般市民にとっても刺激的なイベントです。最新技術に触れ、未来の社会を見据えた取り組みを直接感じられる機会をお見逃しなく。
公式サイトでは、各出展社の事前情報も確認できます。ぜひ訪れて、新しい技術のトレンドを掴んでください。
公式サイト
第9回 JAPAN BUILD TOKYO
関連リンク
日立グループが示す未来の建設業界は、テクノロジーによって変革されつつあります。デジタルと物理の融合が進む現在、これからの建設現場はどのように変わっていくのでしょうか。何よりも、一人ひとりがこの変化を感じ、共に成長することが求められています。