教員不足を解消するリカレントプログラムの概要
国立大学法人東京学芸大学が、神戸親和大学および認定NPO法人Teach for Japanと共同で新たなリカレントプログラムを開始します。このプログラムは、教育分野での人材不足を解消すべく設計され、社会人を対象に抜本的なスキルアップを図るものです。
現状の課題
現在、日本の学校現場では教員が不足しており、その問題は深刻化しています。一方で高い素養を持つ社会人が多く存在しているため、彼らの力を教育分野に活かすことが求められています。そこで、東京学芸大学はこれらのニーズに応え、専門的なトレーニングを提供するプログラムの開講を決定しました。
プログラムの内容
開講の目的
このリカレント事業は、教育支援人材として求められる専門的な資質や能力を育成することを目的としています。参加者には、現代的な教育課題に対する解決策を学ぶための幅広いカリキュラムが用意されています。さらに、小中学校での実習を通じて、実際の教育現場での経験を積むことができるのも大きな特徴です。
受講者の特典
本プログラムを修了した方には、神戸親和大学通信教育部への入学金が免除され、教員免許を取得するために必要な単位として、一部科目を読み替えることが可能です。臨時免許や特別免許の交付を通じて、教員としてのキャリアを目指す方や、教育・教育支援分野で新たに挑戦したい方々にとって、非常に魅力的なプログラムとなっています。
募集の詳細
概要
- - 授業時間数: 総145時間(実習を含む)
- - 期間: 講義・実習は2024年9月下旬から2025年1月まで(約4.5ヶ月)
- - 募集人数: 50名
- - 受講料: 5万円(実習参加にかかる交通費や通信費は自己負担)
今年度はパイロット事業として、東京学芸大学が受講料の一部を負担しています。詳細は募集要項にて確認可能です。
プログラムの申し込みは、
こちらのリンクからご覧いただけます。
申込期間
- - 受付期間: 2024年7月22日(月)9:00から8月30日(金)23:59まで(予定)
お問い合わせ
プログラムに関する詳細は、東京学芸大学教育インキュベーションセンターまでお気軽にご相談ください。
教育現場の人材不足を解消するための新たな一歩が、ここから始まります。興味のある方はぜひご応募を検討してみてください。