ノースボーンプロジェクト
2025-11-27 15:19:31
メルボルンにおける宅地分譲事業『ノースボーンプロジェクト』始動
オーストラリア・メルボルンにおいて新たに展開される宅地分譲事業『ノースボーンプロジェクト』が、阪急阪神不動産株式会社の100%子会社である現地法人、Hankyu Hanshin Properties Australia Pty Ltd(HHPAUS)を通じて始まります。メルボルンはオーストラリアでシドニーに次ぐ都市圏であり、人口増加が続いています。この地域は移民の受け入れが進んでおり、2030年代にはシドニーを上回る人口になると予測されています。
その中で、宅地分譲が特に需要を集めており、郊外での新規宅地開発が進行中です。最近の住宅ローン金利の低下に伴い、住宅市況も堅調で、取引価格の上昇が見られています。このような背景を踏まえ、阪急阪神不動産はメルボルンでの事業展開を通じて、ASEAN地域に加えて、安定した経済基盤を持つ国々でも海外不動産事業を拡充していく考えです。
『ノースボーンプロジェクト』の概要は次の通りです。プロジェクトは総区画数728区画で、平均宅地面積は約295平方メートルです。住宅区画に加え、学校や公園、商業区画も計画されており、特にスーパーマーケットやコンビニの誘致が見込まれています。主な開発地は、メルボルンの中心部から北に約25キロメートル位置する、ビクトリア州ウィットルシー市のウォラートです。周辺には多くの商業施設や病院、教育施設が揃い、地域住民にとっての生活利便性が高いエリアです。
加えて、工業団地やオフィス、倉庫などの施設も近隣に位置しており、これらの勤務者に向けた住宅需要も期待されています。『ノースボーンプロジェクト』の敷地面積は約658,000平方メートル(約65.8ha)で、竣工は2025年から順次行われる予定です。平均販売価格は約316,000オーストラリアドル(約3,130万円)/区画となっています。
国際的な住宅分譲の動向についても注目が集まっており、阪急阪神不動産はASEAN諸国を中心に敏速に海外不動産事業を強化しています。『ノースボーンプロジェクト』の参画により、同社の住宅分譲事業の総実績は66プロジェクト(約73,240戸)に達します。このように地域や国を超えた多様な市場での展開を積極的に進めていくことで、さらなる成長が期待されます。
阪急阪神不動産は、安定的な人口成長と経済構造の変化に対応した住宅提供を目指しており、メルボルンという魅力的な都市での新たな価値創造に挑む姿勢を強調しています。今後の展開にも大いに期待が寄せられます。
会社情報
- 会社名
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阪急阪神不動産株式会社
- 住所
- 電話番号
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