日本ハム、サステナビリティ経営を加速する新システム導入
日本ハム株式会社が、シェルパ・アンド・カンパニーからサステナビリティ情報開示支援クラウド「SmartESG」とAIによる回答案生成サービス「Answer Ease」を導入します。この取り組みは、2026年1月から本格的に始まる予定です。日本ハムは、食の喜びを企業理念とし、2030年までのビジョン「たんぱく質を、もっと自由に。」を掲げており、サステナビリティにも配慮した事業運営を行っています。
1. サステナビリティの推進を目指して
日本ハムは、畜産から加工・流通に至るまで、一貫した戦略を持って経営を行っています。このたびの「SmartESG」と「Answer Ease」の導入は、その取り組みの一環として位置づけられており、サステナビリティ情報の一元管理を実現します。具体的には、「SmartESG」の「Database」機能を利用して、主要なサステナビリティ評価機関への対応履歴や結果などをクラウド上で管理します。
2. データの可視化と分析高度化
「SmartESG」は、企業のサステナビリティ関連データを整理し、可視化することによって、どの課題に優先的に取り組むべきかを型化する手助けをします。「Focus」機能と「Benchmark」機能を用いることで、多様な情報の関連性を見える化することが可能になります。
また、日本ハムはS&Pグローバルが運営する「Corporate Sustainability Assessment(CSA)」にも対応するために「Answer Ease」を活用します。このAIによるサービスは、評価機関への対応を効率化し、スムーズに業務を進めることができます。「SmartESG」と「Answer Ease」のAPI連携により、回答案の生成や提出までがシームレスに行われる仕組みが整えられています。
3. 企業価値の向上への取り組み
シェルパは、日本ハムのサステナビリティ経営を一層推進するために、科学的なデータ分析とその可視化を提供します。これにより、日本ハムは社会への貢献を加速し、企業の持続可能性に対する責任を果たすことが期待されています。「SmartESG」は、すでに70社以上の企業に採用されており、その中には時価総額が5,000億円を超える企業も含まれています。
4. AIを活用した回答案生成機能
「Answer Ease」は、AI技術を活用して、企業が持つデータをもとにサステナビリティ関連の質問への回答案を自動生成します。この機能は、回答根拠となる情報も一緒に提示するため、信頼性を高めています。これにより、企業は多くの時間や工数を割くことなく、業務の効率化を実現します。
日本ハムのさらなるサステナビリティ経営がどのように展開していくのか、今後の動向が注目されます。シェルパの提供する「SmartESG」と「Answer Ease」が、この取り組みに大きな影響を与えることでしょう。
会社情報
- - 会社名: シェルパ・アンド・カンパニー株式会社
- - 所在地: 東京都品川区
- - 設立年月: 2019年9月
- - 事業内容: サステナビリティ情報開示支援クラウドの開発・提供、ESG関連メディアの運営、専門家によるコンサルティングサービスの提供など。
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