EY Winning Women 2024に選出された女性起業家６名の活躍を紹介

EY Winning Women 2024―選ばれた6名の女性起業家の挑戦

2024年度のEY Winning Womenに選ばれた6名の女性起業家が発表されました。このプログラムは、女性が事業で成長し、それによって持続可能な社会に貢献することを目指しています。

EY JapanのCEO、貴田守亮氏が支持するこの取り組みは、女性起業家たちが互いに刺激し合いながらビジネスの成長に向けたプログラムを展開しています。選出者たちは、12月4日に行われる表彰式で自らのビジョンをプレゼンする機会を得て、魅力的なビジネスプランを発表します。

選ばれたファイナリスト

綾部華織氏（シンクロア株式会社）

綾部氏は、特許取得済みの位相偏光技術を駆使して、医療など多岐にわたる分野でイノベーションを促進しています。彼女の技術は、画像処理の効率を向上させ、製造業や医療現場で新たな可能性を切り開いています。

グランジェ七海氏（Eighty Days株式会社）

旅行業界で独自の地位を築くグランジェ氏は、訪日外国人向けにテーラーメイド旅行サービスを提供。日本文化を体験することで、国内の伝統文化の再生にも貢献しています。

Denise Zujur氏（Smart Tissues株式会社）

彼女が創設したSmart Tissuesは、持続可能なバイオマテリアルを通じて、創傷治療の新たな道を切り開いています。特に糖尿病患者の生活の質を向上させることに注力し、健康業界に革命をもたらすことを目指しています。

中村亜由子氏（株式会社eiicon）

中村氏は、オープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」を運営し、企業が連携してイノベーションを生み出すためのサポートをしています。彼女は、企業の「意図的なイノベーション」を実現するための支援を行っています。

永谷佳代子氏（株式会社キャバリー）

飲食業界の最前線で活躍する永谷氏は、アフタヌーンティー文化を広めることに努めています。彼女の取り組みは、単なる飲食提供にとどまらず、女性たちに幸せを提供することに重きを置いています。

特別賞受賞者：西郡琴音氏（Ready to Bloom Ltd）

彼女はアフリカで働く若者に経済的チャンスを提供するIT人材育成に取り組んでおり、持続可能な雇用機会の創出を目指しています。西郡氏の取り組みは、教育やスキル育成を通して、地域社会に変革をもたらしています。

影響力と今後の展望

EYは、選出された女性たちの成長を支援することにコミットしており、彼女たちが持続可能な成長に向けて邁進するためのサポートを行います。EYのバリューである「Building a better working world」に従い、女性起業家が経済社会において果たす重要な役割を強調し、日本の経済の発展に寄与することを目指しています。これらの起業家が織り成すストーリーは、社会に新たな風を吹かせ、未来のビジネスシーンを変える力を備えています。今後の活躍が楽しみです。