磐梯山の雪原で味わう会津の地酒「雪ん中酒場」オープン

磐梯山での新しい酒体験「雪ん中酒場」

2025年1月30日から2月28日まで、星野リゾート磐梯山温泉ホテルの前に、冬季限定の「雪ん中酒場」がオープンします。この新しい酒場は、雪で覆われたゲレンデの直前にあり、特別な雰囲気を夜空の下で楽しむことができます。ここでは、会津の酒処として知られる地域の地酒を心ゆくまで味わえる贅沢な時間が待っています。

雪の中で楽しめる地酒の数々

「雪ん中酒場」では、会津の特産であるカップ酒が豊富に揃っています。特に注目なのは、アレンジされたカップ酒メニュー。まずは、冷酒に冷凍桃を加えた「キンキン桃のみぞれ酒」。雪に冷やされた氷のようにシャーベット状の酒にフルーティな桃が溶け込む、絶品の一杯です。

一方で、寒い冬にぴったりの「ホッとヒモノのお燗酒」も見逃せません。干物を入れることで、濃厚な旨味が加わった熱燗は、心も体も温めてくれる一杯です。アレンジされたカップ酒は、それぞれ1本1,100円から楽しむことができます。

雪室の恵み「雪中貯蔵酒」

この酒場で忘れてはいけないのが、「雪中貯蔵酒」です。雪室と呼ばれる特別な保存環境で熟成されたお酒は、まろやかな味わいが特徴。室温約2度、湿度約90%という厳選された条件下で熟成されたお酒は、いつもと違う香りや味わいを期待できます。併せて会津の老舗味噌屋が作る「味噌漬け」との相性も抜群で、雪の中で味わうとより一層美味しさが際立ちます。雪中貯蔵酒は、1合1,000円から提供されます。

雪の景色と特別な席の魅力

「雪ん中酒場」の一番の魅力は、なんといってもその特別な席。大きなかまくらを模した酒場は、雪壁に囲まれ、灯籠や日本酒瓶の照明が柔らかく光ります。今年は新たにゴンドラ席も用意されており、人数や雰囲気に応じて選ぶことができるようになりました。こうした独特な環境の中で、地酒を楽しむのはここだけの体験です。

限定の期間と場所

ただし、「雪ん中酒場」は予約不要とはいえ、期間限定で運営されます。2025年1月30日から2月28日の期間、積雪状況により変更される可能性もあるため、訪れる際は確認を忘れないようにしましょう。営業時間は19:00から21:00までで、最後のオーダーは20:30です。会津の特性を活かした美味しいお酒を雪見酒として楽しむ最高の場所へ、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

会津の自然と温かみのある文化に触れる絶好のチャンスです。星野リゾート磐梯山温泉ホテルで、思い出に残る冬のひとときをお楽しみください。