岡山大学の代表学生が国際会議One Young World 2024に向け壮行会に出席

岡山大学の学生がOne Young World 2024に挑む

2024年8月25日、東京で開催された壮行会に岡山大学の代表学生が出席しました。彼らは、次世代リーダー・グローバル・サミットOne Young World（OYW）の2024年大会に日本代表として参加するための準備を進めています。このサミットは、カナダ・モントリオールで行われ、国際的なリーダーシップや社会的な問題解決に取り組むための重要な場となっています。

OYWとは？

One Young Worldは、世界190ヵ国以上から優れた若者たちが集まり、地球規模の課題に対する解決策を議論する国際会議です。参加者の年齢は18歳から32歳に限られ、様々な分野で活躍する若手リーダーが一堂に会します。OYWに参加することで、学生は国際的なネットワークを築き、社会に貢献する力を高めることができます。

岡山大学の挑戦

今回、岡山大学から選ばれたLin Thu Kha Htaikさん（3年生）と寺島美優さん（5年生）は、これまでの経験や学びを活かし、国際的な討論やワークショップに参加します。壮行会では、一般社団法人One Young World Japan Committee代表理事の大久保公人氏からの開会の辞があり、ケベック州在日事務所代表のChenier La Salle氏が同州の魅力を紹介しました。

「OYWモントリオール大会を通じて、ケベック州の豊かな自然や多様な文化を体験し、未来につながるネットワークを築いてください。」と彼は激励しました。過去のOYWに参加したアンバサダーたちとのネットワーキングの時間も設けられ、参加者は各自の関心に基づいた議論を交わしました。

今年のテーマ

2024年のOYWでは、国連の持続可能な開発目標（SDGs）をテーマにした国際セッションが行われます。主要なテーマとしては、AI（人工知能）、健康の平等、先住民族の声、平和、気候と生態系の危機が挙げられています。これらの課題に取り組むことで、次世代のリーダーがどのように社会をより良くしていけるかについて考える機会を提供します。

岡山大学は、2015年から毎年OYWに学生を派遣しており、国際的な視点を持った多様な人材の育成に力を入れています。この取り組みを通じて、大学は地域社会の持続可能性にも貢献し、グローバルな視野を持った研究大学を目指しています。

今後のOYWへの参加に向けて、岡山大学の学生たちのさらなる活躍が期待されます。次世代のリーダーとして、彼らが国際社会でどのような役割を果たすのか、注目が集まっています。