UX検定(応用)
2025-07-28 14:52:25

UX検定(応用)開始!ビジネスとUXを繋ぐ新資格試験

UX検定(応用)がついにスタート!



一般社団法人UXインテリジェンス協会(以下、UXIA)は、ユーザーエクスペリエンス(UX)の改善プロジェクトをリードする現場のリーダーやその候補者を対象とした新たな資格試験「UX検定(応用)」を始めることを発表しました。この資格は、2022年にスタートした「UX検定(基礎)」の上位資格に位置づけられています。UXIAは、この試験を通じてデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する企業に求められるユーザー中心の事業創出能力を育てることを目的としています。

背景



近年、多くの企業がデジタルトランスフォーメーションを重要テーマとして掲げているものの、ビッグデータやAIなどの最新技術を十分に活用することができず、期待される成果につながっていない実情があります。これに伴い、UXデザイナーにはビジネスの成果を創出する力が必要とされるようになっています。UXIAはこのニーズに応えるべく、「UXとビジネスをつなぐ力を身に着ける」という理念の下、UX検定(応用)を設計しました。これは、デザイン思考をビジネスに活かし、新しい挑戦をするプロジェクトリーダーを支援することを目指しています。

UX検定(基礎)との違い



「UX検定(基礎)」はすべてのビジネスパーソンを対象にし、UXデザインや人間中心設計の基本を学ぶことに重点を置いています。受験者は、UXに関する基礎知識を持つことが求められ、組織全体のUXリテラシーを高めることを目指しています。一方、「UX検定(応用)」は、UXデザインの基礎を踏まえた上で実務に即したスキルを習得することを目指しています。受験者はユーザー中心のアプローチで事業の創出や改善を実践し、プロジェクト全体を成功に導くための知識とスキルを身に着けることが求められます。

受験の流れ



UX検定(応用)の受験は以下の流れで行われます:
1. 認定研修に申し込む際に、UX検定(応用)の受験希望を伝えます。
2. 認定研修を受講後、受験の希望者にはオンライン試験システムの案内が届けられます。
3. 案内に従い試験システムにログインし、申込み手続きを終了させると、自分の好きな時に受験が可能になります。
4. 1回の申し込みで最大2回の試験受験が可能です。

認定研修



UXIAは、UX検定(応用)に関連する研修を実施する事業者を認定しています。主要な認定事業者には、デザインシップや電通デジタル、富士通ラーニングメディアなどがあり、各社が提供する研修プログラムは、受講者が実務に役立てるスキルを身に着けるために設計されています。研修費用や日程は事業者によって異なるため、詳細は各社のウェブサイトを参照することが推奨されます。

UX検定(応用)の詳細



「UX検定(応用)」の主な要点は以下の通りです:
  • - 受験資格: 認定研修を修了していること。
  • - 受験期間: 認定研修修了後、90日間のみ。
  • - 申し込み方法: 認定研修修了後に研修事業者の案内に従う。
  • - 受験料: 税抜29,000円(税込31,900円)。
  • - 出題形式: IBT形式(オンライン)で、制限時間は90分、出題数は60問の選択式。
  • - 資格の有効期限: 取得から3年間で、再受験により更新可能。

協会概要



UXインテリジェンス協会(UXIA)は、2021年に設立され、DXの推進に必要なUXの基礎能力を広めることを目的としています。現在、48団体が会員として活動しており、UXの深化を図るために様々な研究会も立ち上げられています。これを通じて、ユーザーがより良いエクスペリエンスを享受できる社会の実現を目指しています。

詳しくはUXIAの公式サイトをご覧ください: UXIA公式サイト


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会社情報

会社名
一般社団法人UXインテリジェンス協会
住所
東京都千代田区大手町2丁目2−1 新大手町ビル 10階
電話番号

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