SBIホールディングスとツインプラネットの新たな資本業務提携
SBIホールディングス株式会社と株式会社TWIN PLANET(ツインプラネット)は、ネオメディア事業におけるタレント・IPマーケティング分野での協力に向けた基本合意を締結しました。この提携により、2社はそれぞれの強みを活かし、エンターテインメント業界に新たな風を吹き込もうとしています。
提携の背景と目的
SBIグループは、国内最大規模の金融データと顧客基盤を持ち、デジタル化された情報の拡散において独自の強みを発揮しています。傘下にらSBIネオメディアホールディングスを持ち、IPとタレント、最先端の技術力を融合させてネオメディアエコシステムを構築するためのプロジェクトを進めてきました。
一方、ツインプラネットは「世の中に、次の空気を。」をミッションに掲げ、エンターテインメント、特にIPを中心に幅広い事業を展開しています。「たべっ子どうぶつLAND」や、「I’m donut?」の海外進出など、さまざまなプロジェクトで注目を集めています。
このパートナーシップを通じて、二社はタレント・IPマーケティングの分野での相乗効果を期待しており、新たな企業価値の向上を目指しています。
業務提携の具体的な内容
提携内容は多岐にわたりますが、いくつかの主要なポイントを挙げていきます。
1. 共同マーケティングの実施
ツインプラネットは、SBIグループの顧客基盤を活用してマーケティング支援を行い、さらなる認知や顧客の拡大を目指します。また、SBIネオメディアホールディングスが手掛けるIPや関連プロダクトのプロモーション活動を通じて、広範なコラボレーションを図ります。
2. 次世代IP・タレントの育成
SBIネオメディアホールディングスとツインプラネットが共同でオーディションやコンテストを開催し、新たな才能を発掘・育成します。それぞれの機能を活かして、体系的な育成プログラムを構築する予定です。
3. デジタルコンテンツの共同開発
両社は先端技術を用い、デジタルコンテンツの開発に取り組みます。特にNFTやトークンなどを活用した新たな経済圏を創出し、クリエイターの活動を多角的に支援する環境を整えます。
4. 地域創生事業の新モデル
地方創生に向けた新たなモデルを構築するため、ツインプラネットのノウハウを活かし、地方の魅力をIP化するプロジェクトも展開します。地域金融機関との協力で地域の特産品や観光資源のプロモーションも行います。
5. コンテンツファンドの支援
SBIグループが設立を予定している1000億円規模のコンテンツファンドに対して、ツインプラネットが企画力やクリエイティブ力を提供し、投資先企業やコンテンツの価値を最大化します。
6. 海外展開支援
SBIのグローバルネットワークを活用し、ツインプラネットのタレントやIPを海外に広げるサポートを行います。
まとめ
この資本業務提携を通じて、SBIホールディングスとツインプラネットは、エンターテインメント業界において新たな挑戦を開始します。互いの強みを最大限に活かし、さらなる可能性を追求することで、消費者に新しいコンテンツ体験を提供することを目指しています。この取組が、どのような結果をもたらすのか、今後の展開に注目です。