モデル事業「ひきこもり遍路2024」で新たな自分探しの旅を！

新たな一歩を踏み出す「ひきこもり遍路2024」

認定NPO法人ニュースタート事務局が実施する「ひきこもり遍路2024」が、内閣府のモデル調査事業として採択されることが決定しました。この取り組みは、ニートやひきこもり、大学不登校、失業中の若者が自分を見つめ直し、新たな生き方を見つけることを目的とした体験型ツアーです。参加者と現地サポーターを同時に募集中です。

「ひきこもり遍路」の目的とは？

「ひきこもり遍路」とは、四国遍路を歩き、心身を健康にしながら自己発見を目指すプログラムです。このプログラムは、参加者が自立への第一歩を踏み出すための支援を行い、これまでに120名以上の参加者が新たな人生を切り開いてきました。

本年度の取り組みでは、費用負担が大幅に減り、一般的なお遍路にかかる滞在費用の半分以下で参加可能になります。さらに、参加者は二ヶ月間の通し打ちだけでなく、全行程を6分割した区切り打ちで参加することもでき、多くの当事者が参加しやすい環境が整えられています。

四国遍路の魅力

四国遍路は、弘法大師・空海に縁のある88ヶ所のお寺を巡るもので、1200年の歴史があります。この路を歩くことで、多くの人々が自らの悩みや迷いを克服してきました。「目的喪失」と感じる若者にとって、この体験は新たな刺激となり、自己を見出す手助けとなるでしょう。

このプロジェクトでは、参加者が様々な環境から脱却し、自分の力に目覚める過程を大切にしています。参加者の多くが「家から出たい」という気持ちを抱えており、環境を変えることで行動を起こせる可能性が広がります。