福祉のまちづくりを応援する団体が市民活動賞を受賞

福祉のまちづくり学会が第16回市民活動賞を受賞

日本福祉のまちづくり学会が、第16回市民活動賞を受賞しました。この受賞は、国内における福祉のまちづくりやバリアフリー、さらにはユニバーサルデザインに関する様々な市民活動が高く評価された結果です。

受賞の詳細

受賞式では、多くの関係者や地域市民が参列し、活気に満ちた雰囲気の中で進行されました。受賞のプレゼンテーションでは、選考の基準として「主体の当事者性」「活動開始と継続の経緯」「具体的活動内容と実施の頻度と年数」などが挙げられ、その中で本学会の活動が優れていると認められました。

審査委員からの評価コメントによれば、医療的ケア児とその家族が自立して生活できる社会の実現を目指し、さまざまな障害福祉サービスを提供している点が特に評価されています。具体的には、就園や就学の支援、地域交流のイベント、さらには災害時の備えに関する啓発活動など、生活全般に寄り添った取り組みがなされていることが recognized。

団体の使命

現在本団体が目指しているのは、重い障害や医療的ケアが必要な子どもたちが地域で自分らしく暮らせる社会を作ることです。2012年に福井県福井市に開設され、「こたえていく、かなえていく」という理念のもとで活動しています。これには、市民や専門職がともに歩むことで地域社会の意識を変えていくという強い決意が込められています。

団体の背景と活動内容

一般社団法人Orange Kids’Care Lab.は、2015年に設立され、代表理事には紅谷浩之氏と戸泉めぐみ氏が就任しています。この団体は、障害者総合支援法に基づく障害福祉サービスを展開しており、居宅介護や生活介護、さらには相談支援事業にも取り組んでいます。また、児童福祉法に基づく障害児通所支援として、放課後等デイサービスや児童発達支援、居宅訪問型の児童発達支援も行なっています。各種の支援活動が行われ、地域との連携を強化しながら子どもたちの未来を共に築いていくことが求められています。

参加の呼びかけ

一般社団法人Orange Kids’Care Lab.では、福祉のまちづくりに興味を持つ市民に対して様々な形での支援を呼びかけています。例えば、直接寄付を行うことで子どもたちを支援したり、マンスリーサポーターとして定期的に支援をすることも可能です。その他にも、AmazonのWish Listでの応援も受け付けています。

地域に根ざした福祉のまちづくり活動が、新たな未来を共に築くために必要です。一人一人の支えが、共生社会への第一歩となることでしょう。ぜひ、参加してみてください。