2025大阪・関西万博とサウジアラビア王国館の成功
2025年の大阪・関西万博において、サウジアラビア王国館が節目となる200万人の来場者を迎えたことは、同館の努力が結実した大きな成果です。この記念すべき瞬間には、サウジアラビアの観光大臣、アフメド・アル・カティーブ氏や駐日大使のガージィ・ビンザグル氏が出席し、祝福の言葉を贈りました。
公式のオープンは2025年4月13日であり、サウジアラビア王国館は開館以来、合計で1,546名のVIP代表団を展開し、400件以上のイベントを開催しました。その中で特に注目を集めたのが、2025年6月17日に記録した1日での最高来場者数24,142人です。
魅力的な展示とイベントの数々
サウジアラビア王国館は、「訪れるべきトップ10パビリオン」の一つとしてCNNに選ばれ、毎日平均15,000人の来場者に支持されています。この多くの人々が楽しんでいるのが、Irthレストラン&カフェです。ここでは、これまでに18,447人以上のゲストが食事を楽しみ、120,000杯以上のコーヒーが振る舞われています。
館内では、サウジアラビアの豊かな文化や遺産を紹介するため、六つの没入型ルームとギャラリーが用意されています。展示内容には「進化する都市」「持続可能な海」「無限の人間の可能性」「イノベーションの頂点」など、時代の先を行くテーマが選ばれています。また、定期的なライブパフォーマンスや伝統的なショーも開催され、来場者と直接触れ合う機会が設けられています。
日本とサウジアラビアの架け橋
ガージィ・ビンザグル氏は200万人超の来場者数達成に際し、「これは日本とサウジアラビア間の強い絆の証です。私たちのパビリオンは文化の交流を促進し、未来へつながる道筋を開く場所です」と強調しました。ヴァーチャル万博なども揃え、自宅からでもサウジの文化を楽しむことができる機会が増えています。
著名なデザインと未来へのビジョン
サウジアラビア王国館はFoster + Partnersによって設計され、持続可能で自立した社会を目指すサウジアラビアの理念を具現化しています。その革新性は2025年ニューヨーク建築デザイン賞でも認められ、金賞を受賞しました。
さらに、2025年から2030年にかけてのリヤド万博の準備が進んでおり、各国代表との活発な議論が行われています。この半年で、日本や世界とのさらなる連携が生まれ、サウジアラビアが未来に向けて新たな高みを目指す為の道が開かれるでしょう。
皆様にもぜひ、サウジアラビア王国館を訪れていただきたく思います。特に9月23日の「サウジアラビア建国記念日祝典」では、さらなるイベントが予定されており、多くの方々と一緒にこの歴史的な瞬間を共有したいと願っています。
開館時間は毎日09:00から21:00まで。パビリオン内での魅力的な体験が待っています。みなさんのご来場をお待ちしております。