プレイドの新サービス
2014-07-02 16:12:15

プレイド、ウェブ接客の新サービス『KARTE』の資金調達を発表

ウェブ接客の新たな時代を切り開く『KARTE』



株式会社プレイド(東京都港区)は、最近、1億5,000万円の資金を調達したことを発表しました。この資金は、同社が開発中のウェブ接客サービス『KARTE(カルテ)』の提供に向けたものであり、今秋には一般リリースが予定されています。

資金調達の背景と新取締役の就任



今回の資金調達には、フェムトグロースキャピタル投資事業有限責任組合が関与しており、同社の磯崎哲也氏も社外取締役として新たに就任しています。プレイドは、リアルタイム解析を実現するこの新サービスを通じて、オンラインビジネスにおける顧客体験を向上させようとしています。

『KARTE』とは?



『KARTE』は、ウェブサイトに訪れるユーザーの行動や特徴をリアルタイムで分析し、その結果に応じた接客を行うサービスです。リアル店舗では当たり前に行われている「顧客の状況に応じた接客」が、ウェブ上でも可能になります。
例えば、訪問者がどのページを見ているのか、どのような商品に興味を示しているのかといった情報を解析し、個々の訪問者に最適なアプローチを自動で提供することができます。

このサービスは、数行のコードをウェブサイトに埋め込むだけで利用可能になります。さらに、あらかじめ用意された施策テンプレートを活用することで、導入後すぐに効果的な接客が開始できるのです。このような特徴から、『KARTE』は特にECサイトに最適化されたサービスといえます。

高まるECサイトの重要性



近年、EC市場が急速に拡大している中で、日本のEC化率はわずか3.1%。この事実を踏まえ、プレイドはECサイトの購入転換率を向上させることで、さらなる市場成長に寄与したいと考えています。『KARTE』を使った場合、平均で購入転換率が15〜20%向上した実績もあり、最大では3倍の改善が見られています。

今後の展望



プレイドは、ウェブ接客の重要性が高まる中で、その接客精度を向上させ続けることで、顧客体験の質を高め、より多くのデータを活用したサービス改善を目指しています。
『KARTE』を通じて、ユーザーがどのようにウェブ上で商品を選び、購入を決定するかのプロセスに革新をもたらす一方、業界全体での競争力向上を図ることが期待されています。

さらに、プレイドはオウンドメディア「Shopping Tribe」を運営しており、ここでもECに関する情報を発信していく予定です。約25万ページビューを誇るこのメディアを通じ、『KARTE』のPR活動を進めることが目標です。
これからのウェブ接客において、プレイドがどのような影響を与えるのか、目が離せません。

会社情報

会社名
株式会社プレイド
住所
東京都中央区銀座6丁目10-1GINZA SIX 10F
電話番号

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