ビートレンドがベトナム向けに自社CRMプラットフォームを新たに展開

ビートレンド、ベトナム市場に新たなチャレンジ

ビートレンド株式会社は、ベトナムの飲食業界や小売業向けに自社のスマートCRMプラットフォーム『betrend』の提供を開始しました。今回のサービスは、株式会社GIANTYとの業務提携によって実現されたもので、GIANTYの100％子会社であるGIANTY Vietnam Co., Ltdが現地でのサポートを行います。

ベトナム市場に対応したCRM

ビートレンドの『betrend』は、これまで日本で培ったノウハウを活用し、ベトナムの急成長する市場向けに最適化した顧客管理サービスです。特に注目すべきは、ベトナムにおける圧倒的なユーザー数を誇るメッセージングアプリ『Zalo』のミニアプリ機能を利用できる点です。この機能により、飲食業界や小売業界において、顧客はアプリを新たにインストールする必要がなく、数秒で会員証を取得できるのです。

このような利便性は、現地市場の特性に非常にマッチしています。アプリを追加でダウンロードせずにすぐに利用可能な会員証システムを提供することが、より多くの顧客を取り込み、店舗の販促活動を強化することにつながります。

強固なサポート網

GIANTYとの新たな提携により、ビートレンドは現地での販売や導入、サポート体制を強化します。この協業によって、よりスピーディーにサービスを展開できることを目指しています。ベトナムでの業務提携調印式の様子は、現地でも注目を集めました。これからの展開が非常に楽しみです。

賛同企業による支援

この新サービスに賛同し、発展を支援する企業もいくつか浮上しています。株式会社ブルームダイニングサービス、株式会社ミナモト、株式会社ベスト・モア、株式会社ティールテクノロジーズ、株式会社ラックバッググループ、株式会社コラボレーションなど、名だたる企業が支援者となっています。

GIANTYの成長とビジョン

GIANTYは2001年に設立され、アプリ開発やゲーム開発、ブロックチェーン技術の構築など、多岐にわたるITプロダクトを手がけてきました。特に2006年からはベトナムに開発スタジオを持ち、日越連携による低コストかつ高品質の開発を行っています。これまでに300社以上の国内外企業への導入実績も持っており、今後の展開が期待されます。

スマートCRM『betrend』の特徴

『betrend』は、スマートフォンなどを活用し、企業が顧客情報を効率的に管理できるプラットフォームです。プッシュ通知やメール、LINEなど多様なチャネルを通じて情報を配信可能で、顧客の行動データを分析してマーケティング施策に役立てることができます。飲食・小売業を中心に幅広い業種で導入実績がある点も魅力です。

このように、ビートレンドはベトナム市場をターゲットにした新たなサービスの展開により、将来的な成長を目指しています。国際展開におけるその挑戦から目が離せません。