2026ものづくり川柳大賞 入選作発表
日本能率協会コンサルティング(JMAC)が主催する「2026ものづくり川柳大賞」の入選作と佳作が発表されました。応募総数504句の中から、専門家による厳選な審査を経て選ばれた受賞作品の数々は、ものづくりに従事する人々の日常や感情をユーモラスに表現しています。
入選作品の概要
入選作は5句、佳作は9句が選定され、入選作にはそれぞれイラストと選評が付され、JMACの公式ウェブサイトで公開されます。2026年2月20日(金)には新横浜プリンスホテルで「第13回ものづくり・現場力事例フェア」が開催され、これに合わせて表彰式が行われます。当日はJMACの大谷羊平社長が入選者に賞状と副賞を授与する予定です。
受賞作品一覧
以下に2026ものづくり川柳大賞の各受賞作品と作者、選評を紹介します。
作品:ベテランの異音に聞こえる熱い指示
作者:山口 潔(サンエイ糖化)
選評:ベテランの指示にも不在な者には異音と捉えられてしまうという示唆を含んだ川柳。情熱ある現場作業の重要性を再認識させます。
作品:まだいける粘った結果が大停止
作者:植山 恵成(デンソー・大安製作所)
選評:粘り強さが時にトラブルを引き起こすこともある現実。人間の努力と失敗が交錯する様相を描き出しています。
作品:まだ動く設備の高齢恒例化
作者:大井 昭人(ブリヂストンフローテック・兵庫工場)
選評:古い設備でも現役であるというポジティブな見方が素晴らしい。経験豊かな現場であることを象徴しています。
作品:AIに負けぬ経験爺PT
作者:河野 敬太(住友ファーマ・大分工場)
選評:AIに勝る経験の重要性を語る作品。人間の知恵がAIを凌駕します。
作品:新品を作る機械は骨董品
作者:原田 武和(リョービ・ダイカスト生産本部 広島工場)
選評:AIにより選ばれたこの作品は、過去の技術が現代においても価値を持つことを示しています。
佳作一覧
以下の9作品は佳作として選ばれました。これらは2月20日の「ものづくり・現場力事例フェア」に参加する人々の投票によって【フェア特別賞】が選ばれます。
- - ミャクミャクと引き継ぐ技術のバトンパス(村西 政美)
- - 手を焼いた設備の引退回想し(阿野田 靖之)
- - 若き手に託す未来の匠技(高尾 勇太)
- - 異常音聴く気がないとBGM(興野 光)
- - 高市に負けじと回るモーター音(坂本 賢一)
- - 油漏れ見つけた瞬間宝物(尾形 忠由)
- - トラブルだ粉より細い指示が舞う(伊藤 賢紀)
- - 歳重ね熟練、老害紙一重(川口 信彦)
- - AI(エーアイ)のええアイデアは愛(AI)がない(田中 斗碧)
まとめ
2026ものづくり川柳大賞は、ものづくりに携わる人々の日常の喜怒哀楽をユーモアたっぷりに表現する素晴らしい舞台です。それぞれの作品は、職場での出来事や心情を巧みに言葉にしており、参加者たちの創造力がうかがえます。今後もこのようなイベントを通じて、ものづくりへの関心を深めていくことが期待されています。