希少種「アリサ」登場
2018-08-20 08:50:01

ぶどうの神様直伝の希少種「アリサ」、橘萄園で販売開始

日本一の希少ぶどう「アリサ」の魅力



愛知県大府市に位置する「橘萄園」で、幻のぶどうとも称される希少種「アリサ」の販売が始まりました。このぶどうは、全国的にも非常に珍しい品種であり、栽培される背景には名高い「ぶどうの神様」こと飯塚芳幸氏の存在があります。

ぶどうの神様とその弟子



飯塚氏のぶどうはその品質から高額で取引され、百貨店では1房1万円以上の値が付くこともあると言われています。彼のもとで修業を積み、現在「橘萄園」を受け継いでいるのが3代目の伴成貴さんです。彼もまた、新しい栽培技術と品種に挑戦し続けています。「アリサ」や「アウローラ21」といった高度な技術を必要とする品種を育てる彼の姿勢には多くの注目が集まっています。

橘萄園の歴史と未来



「橘萄園」は、開園から半世紀を迎えた老舗ぶどう園です。夏にはぶどう、冬にはみかんを栽培するこの果樹園の広さは約4,500坪。伴さんは、これまでの伝統を引き継ぎつつ、新たな品種や製法に挑んでいます。

橘萄園のぶどうが特に特徴的なのは、質の高い土を作るために力を入れている点です。有機肥料や魚肥、米ぬかを使った土作りは、果実の甘みや風味を引き出すだけでなく、農薬の使用を最小限に抑えることに成功しています。こうした取り組みにより、たくさんのファンが生まれ、人気を集めています。

希少種「アリサ」と「アウローラ21」



今回の「アリサ」は、皮ごと食べられる種なしぶどうです。栽培に必要な技術の高さから、認定された栽培者しか育てることができません。大粒で、優しい甘さとさっぱりした風味、そして豊かな香りが特長です。

一方、「アウローラ21」もまた見逃せません。こちらは「食べる赤ワイン」と称されるほどジューシーで芳醇な果肉を持ち、程よい渋みが加わります。どちらの品種も8月中旬からの販売が予定されていますが、量には限りがあるため、興味のある方は早めの訪問をお勧めします。

リブランディングと新たな挑戦



2018年には50周年を迎え、コムデザインラボにより橘萄園はリブランディングされました。新たなロゴや包装デザインで生まれ変わり、そのビジュアルは「ぶどう界の王様」をイメージ。王冠と蝶ネクタイをモチーフにしたロゴは、一層の魅力を引き立てています。

新しい世代の伴さんが引き継いだこのぶどう園は、伝統だけではなく革新を求め、新しい品種や技術を取り入れ成長を続けています。橘萄園のぶどうは、これからも多くの方々に感動と喜びをもたらしてくれるでしょう。

直売所の情報



直売所は愛知県大府市吉田町3-11にあり、営業時間は9:00〜18:00。ぶどうの直売期間は例年7月下旬から9月下旬頃まで、天候によって異なる場合があります。興味がある方はぜひ訪れてみてください。生産者の情熱を直接感じてみるのも、特別な体験になることでしょう。

会社情報

会社名
株式会社コムデザインラボ
住所
愛知県名古屋市西区則武新町4-3-20 久田ビル2F
電話番号
052-253-9571

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