ママと家族のはたらきを支援するシェアオフィス、マフィスが10周年を迎える

ママと家族を支える「マフィス」10周年の歩み

オクシイ株式会社が運営する保育施設併設のシェアオフィス「マフィス」が、2024年12月に設立10周年を迎えます。2014年12月に東京都世田谷区馬事公苑でスタートしたこの施設は、当初から「子育て」と「働く」を結びつける新しい試みとして注目されていました。今では、働き方や子育てに対する考え方が大きく変化していますが、マフィスはその変化の中心で進化を続けています。

マフィスの誕生と成長

10年前、「保育サービス付シェアオフィス」という言葉はまだ新しかったのですが、マフィスは子育て支援と企業活動を結びつける場として、瞬く間に多くの支持を得ました。当時、ワーキングペアレンツにとっては、仕事と育児を両立すること自体が挑戦であり、精神的にも肉体的にも大きな負担でした。マフィスは、その両立の現実を少しでも軽減するために、親御さんが安心して働ける環境を整えました。

10年の歩みを振り返る

10周年を迎えるにあたり、マフィスではその10年の歩みを振り返るインフォグラフィックを制作し、公式ウェブサイトで公開しています。ここでは、利用者からの声や活動の成果を数値で示しており、マフィスが成し遂げてきたことの深さを感じることができます。

利用者の声とコミュニティの力

多くの親御さんから「子どもが安全に楽しんで遊んでいるから、自分も安心して仕事ができる」という声をいただいてきました。これこそが、マフィスの創業時からの理念である「働き方も子育ても自由でいい」という姿勢を実現している証です。親たちはここでネットワークを築き、地域社会ともつながり、子育ての不安を少しでも和らげることができています。

未来に向けて

オクシイ株式会社の代表、高田麻衣子さんは、「10年間の活動を通じて、働き方と子育ては年々変わってきている。しかし、親としての気持ちは変わらず、自己実現を求め続ける姿勢はとても大切」と語っています。リモートワークの普及により、働く場所や時間の選択肢が増えた一方で、家庭と仕事のバランスをとることは今も課題です。マフィスは、親が自分らしく働ける選択肢を提供し続けることを目指します。

新しい働き方のモデル

マフィスの理念は、「一人ひとりが自分らしく輝ける保育園の創造」です。この理念に基づき、マフィスでは親自身も子どもたちも、自分のペースで成長できる場を提供しています。独自のカリキュラムやワークショップを通じて、子どもたちが楽しみながら学べる環境を整え、親たちの働く時間をしっかりサポートしています。

今後もマフィスは、より多くの家族が自身のライフスタイルと仕事を両立できるよう、進化しながら活動を続けていく所存です。子育てと仕事に励む皆様に、自分らしく過ごすヒントや支援を提供し、「人生」に潤いと彩りをもたらす存在であり続けます。