弥生株式会社がバトンズと提携し、M&Aサービスの新たな展開へ
弥生株式会社は、2024年12月末を目処に中小企業向けのM&Aサービス「弥生のあんしんM&A」を株式会社バトンズに移管することを発表しました。この提携は、中小企業の事業承継ニーズをより一層満たすことを目的としています。
弥生のあんしんM&Aとは
弥生株式会社は、会計や商取引を支援するソフトウェアを提供しており、特に中小企業のM&Aを支援する「弥生のあんしんM&A」を展開してきました。このサービスは中小企業庁に認定されており、企業のマッチングや新規M&A案件の受付を行ってきましたが、今後はバトンズの提供する「BATONZ」プラットフォームへと移行します。
バトンズの強み
バトンズは、業界シェアでNo.1のM&A・事業承継支援プラットフォームを運営しています。多数の成約実績と登録案件数を誇っており、専門家のサポートを受けながら、ユーザーがよりスムーズにM&Aを進めることができる環境が整っています。弥生のユーザーにとっても、バトンズへの移管は大きなメリットとなります。
提携の背景と今後の支援
現在、中小企業の後継者不足や廃業の増加が懸念されており、この「2025年問題」に対する取り組みが求められています。弥生はこの問題に対し、M&Aを通じた事業承継の支援を強化していく考えであり、バトンズとの提携によって更なるサービス品質の向上を目指しています。弥生PAP会員向けには、バトンズの特別プログラムも提供され、より多様な支援が行われる予定です。
公式サイトと今後のスケジュール
サービスの移管に関する詳細な情報は、2024年11月頃に公開される予定です。弥生の公式サイト「弥生のあんしんM&A」やバトンズのサイトでは、最新情報が発信されますので、ぜひチェックしてください。
弥生株式会社について
弥生は1978年に設立され、人々のビジネスの立ち上げや成長を支援する企業として、様々な業務ソフトウェアを提供しています。現在、登録ユーザー数は310万を超え、多くの中小企業のバックオフィス業務をサポートしています。さらに、弥生は今後も中小企業の事業承継に関する問題に取り組み、日々進化し続けます。
バトンズについて
バトンズは2018年に設立された、全ての企業が簡単にM&Aを行える環境を提供することを目指しています。専門家の支援とデジタル技術を融合させ、業界でのポジションを確立してきました。
今後、中小企業の将来をより確かなものとするために、弥生とバトンズの提携がどのように実現されるのか、目が離せません。