GINZA FOREST開業
2023-04-01 00:18:31

川崎・登戸に誕生!地域密着型商業施設「GINZA FOREST」が賑わい創出

川崎・登戸に新たなランドマーク誕生!地域密着型商業施設「GINZA FOREST」



川崎市多摩区登戸に、地域活性化を促進する大型複合商業施設「GINZA FOREST」がオープンしました。延床面積13,000平米を超えるその規模は、周辺エリア随一を誇ります。昭和の時代から地域に根差してきた銀座ホールディングス株式会社が、区画整理事業の一環として開発したこの施設は、単なる商業施設にとどまらず、地域住民にとっての憩いの場、そして街のシンボルとしての役割を担っています。

温もりと自然を感じさせるデザイン



「GINZA FOREST」の設計・デザインを手掛けたのは、数々の商業施設を手掛けてきた建築デザイナー今井博康氏率いる有限会社アトリエアイズです。施設のコンセプトは「大樹」。温かみのある緑色のモザイクタイルをふんだんに使用した外観は、大樹の葉を思わせるデザインで、周辺の街並みに自然な調和をもたらしています。このオリジナルカラーのモザイクタイルは、イメージ通りの色を再現するため、何度も試作を重ねて完成させたこだわりの逸品です。

内装にも、アースカラーを基調とした素材を使用し、木質系素材やレンガタイルなどを効果的に配置することで、温かく、そして持続可能な空間を演出しています。照明計画にも工夫が凝らされ、素材の質感を引き立てることで、居心地の良い空間を実現しています。都会的なデザインが主流となる中、GINZA FORESTは、地域に根ざした、持続可能な空間デザインを重視している点が特徴です。

地域と繋がる「小路」と多様なテナント



施設内には、「小路」と名付けられた通路が設けられています。これは、向ヶ丘遊園駅前広場から周辺の商店街へと繋がる導線となっており、地域の回遊性を高め、活性化に貢献します。沿道には、ベンチや掲示板なども設置されており、地域住民の交流の場としても活用されています。

テナントも多様性に富んでおり、1階には100円ショップやドラッグストア、カフェなど、日常生活に密着した店舗が並びます。2階にはパチンコホールやコミュニティスペース、3階にはスポーツジムやゴルフシミュレーションバー、様々なジャンルの飲食店などが集積しています。屋上には、地域開放型のガーデンスペースも設けられ、ヨガやイベントなどに利用できる予定です。無料送迎バスの運行も計画されており、地域全体への貢献を目指しています。

特に3階にある炭火ダイニングバー「竹に雀」は、隠れ家的な雰囲気で、代々木公園の人気イタリアンレストランのシェフが腕を振るう話題の店となっています。2階のパチンコホール「ギンザホール707」も、落ち着いた雰囲気で質の高い客層獲得を目指したデザインが施されています。

地域と共に歩む、段階的なオープン



「GINZA FOREST」は、大手企業による一斉オープンとは異なり、段階的なオープンを進めています。これは、施設の鮮度を維持し、地域にじっくりと根付いていくための戦略です。4月15日にはオープニングセレモニーが開催され、今後さらに多くのテナントがオープンしていく予定です。

地域住民との共創



事業主である銀座ホールディングス株式会社代表の倉方規安氏は、「祖父や父の夢でもあったこのビルを、地域の方々との意見交換を何度も重ね、地域に還元できる施設にしたい」という思いを語っています。

設計を担当した今井博康氏も、「多くの要素を整理し、デザインに転換するプロセスを経て、多様な魅力を持つ施設が完成した」と述べています。

「GINZA FOREST」は、単なる商業施設ではなく、地域住民と共に歩む、新たな街のシンボルとして、その存在感を示しています。

会社情報

会社名
銀座ホールディングス株式会社
住所
神奈川県川崎市多摩区登戸2102番地1第2井上ビル1階
電話番号
044-935-0950

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