YSL BEAUTYの新たな環境保護活動「REWILD OUR EARTH」
YSL BEAUTYが新たに発表した「REWILD OUR EARTH」は、環境改革の可能性を広げるグローバルプロジェクトです。この取り組みは特にセントビンセントおよびグレナディーン諸島の生物多様性保護に焦点を当てており、YSL BEAUTYは2030年までに5万ヘクタールの地域を保護、再生することを目指しています。
このプログラムは、自然環境の劣化が進む中で、危機に瀕している生物種やその生息地を積極的に保護するために、世界的非政府組織(NGO)「Re:wild」と提携し展開されます。Re:wildは、環境保護や自然再生に関する専門知識を持ち、500以上のパートナーと協力して多様な生態系の保全を行っています。
「REWILD OUR EARTH」の背景と目的
気候変動と人間の活動による環境への影響が深刻化する中、YSL BEAUTYはモロッコの自然からインスピレーションを受け、このプロジェクトを立ち上げました。アトラス山脈における地域密着型の取り組みを経て、様々な国での生物多様性保護に取り組んできました。この試みには、ハイチやインドネシアなど、多くの国々での実績が含まれています。
セントビンセントでのプログラムでは、特に絶滅が危惧されるセントビンセントのブラックスネークに着目しています。この無害な爬虫類は、過去15年間で20頭未満しか確認されておらず、その個体数を増やすことが試みられています。2025年には、地元の関係者と協力して初の種の回復計画を策定する予定です。
新たな取り組みの全貌
YSL BEAUTYのプログラムは、単なる自然保護にとどまらず、地域社会と手を携えながらの持続可能な生活の確立を志向しています。最近の成果として、75万本以上の木を植え、50,950ヘクタールの絶滅危惧種の生態系を再生しています。2030年に向けて、10万ヘクタールの保護活動を達成することを目指し、全体の50%を2024年末までに達成する目標を掲げています。
さらに、バハマにおいてもホワイトケイツチイグアナを保護するための活動が進められています。密猟や外来種、気候変動の脅威にさらされているこのイグアナを救うために、さまざまな取り組みが実施されています。地域社会の活動家と連携し、責任ある観光の促進や監視技術の導入を通じてその保護が図られています。
未来へのビジョン
YSL BEAUTYは「CHANGE THE RULES, CHANGE THE FUTURE」というスローガンの下、持続可能な未来を目指した活動を続けています。環境に配慮した製品作りの傍ら、地域社会との関係構築や教育支援にも力を入れ、真の美の持続可能性を追求しています。このような意義ある取り組みを通じて、YSL BEAUTYは未来の世代に繋がる美しい地球を守り続けていくことを目指します。
公式サイトでは、「REWILD OUR EARTH」の詳細な内容や進捗について随時更新されています。皆様もぜひこの活動に注目し、自らの美しさを追求する一方で、地球環境を大切にする意識を高めていきましょう。