近畿大学文芸学部学生によるサカイ引越センターPRトラック完成披露会の詳細

近畿大学文芸学部の学生が手掛けたサカイ引越センターのPRトラック

近畿大学文芸学部の学生たちが、株式会社サカイ引越センターのPRトラックのラッピングデザインをプロデュースしました。このプロジェクトは、文芸学部の芸術学科で学ぶ学生たちが、実際のビジネスシーンでの課題解決スキルを実践的に学ぶことを目的として行われました。

プロジェクトの背景

サカイ引越センターからの依頼により、2023年12月からスタートしたこのプロジェクトは、学生たちがグラフィックデザインの専門知識を活かし、社のブランドを効果的にPRできるデザイン案を創出するためのものでした。その活動は、単にデザインを完成させることに留まらず、近畿大学と企業との連携を深めることも狙いとされています。

デザインプロセス

プロジェクトが始まると、学生たちは実際にサカイ引越センターの本社を訪問し、引越しの体験や社員とのディスカッションを通じて、どのようなデザインが必要かを話し合いました。この中で、より親しみやすく、印象に残るビジュアル制作の重要性が再確認され、8つのチームに分かれてデザイン案を作成することに決まりました。

彼らは、最終的に14種類のデザイン案を提出し、その中から「まごころパンダ」と「近大マグロ」のキャラクターを組み合わせた案が選ばれました。このデザインは、停車中のトラックで写真を撮りたくなるように工夫されており、さらにはQRコードをラッピングに印刷することで、デザインやプロジェクトの経緯についても興味を持ってもらえる工夫が施されています。