NYC株式会社が地域酒蔵のLocal Localに出資し持続可能な未来を描く

NYC株式会社、地域酒蔵のLocal Localに出資

株式会社NYCが2025年10月3日付で、宮崎県宮崎市に本社を置くLocal Local株式会社へのマイノリティ出資を発表しました。この投資は、NYCが中小企業向けの成長を支援する一環として行われたもので、Local Localは地域の資源を再生し、国内外に販売していくことを目指しています。

Local Localのビジョン

Local Localは2019年に設立されて以来、地域に眠る資源のリブランディングを推進してきました。初のプロジェクトとして、宮崎県日南市の焼酎専門酒販店を成功裏に引き継ぎ、その後も「HITOYO」シリーズを展開してブランド価値の向上に努めています。

NYCの出資を受けて、Local Localはさらなる事業拡大を狙います。具体的には、未紹介の酒蔵承継案件を提供することや、後継者候補の採用支援、さらにはブランド構築のアドバイザリーを行い、事業の強化を図ります。

協働体制への道

今回の出資を受け、NYCとLocal Localは協力関係を深め、酒蔵のロールアップを加速していく方針です。Local Localは、これまでアクセスが難しかった承継案件に積極的に取り組み、NYCはそれを支援するネットワークや人材の提供を行います。

石橋孝太郎CEOは、NYCとの共同進行に期待を寄せ、「事業承継を行っていく中で、事業成長に必要なノウハウをしっかりと吸収し、Local Local社として成長していきたい」と述べています。

今後の展望

NYCは今後、中小企業とのシナジー創出を目指したベンチャー投資を拡大していく考えです。単体での成長に加え、ロールアップ戦略や事業承継モデルを通じて、中小企業の価値再編・拡張に積極的に挑戦します。また、地域資源の再活用を軸にした事業構想を持つ方には、いつでも相談を歓迎しています。

地域酒蔵の持続可能な体制を目指すNYCとLocal Localの取り組みは、今後注目を集めることでしょう。これからの展開に、ご期待ください。