ゼスプリ栄養改革プロジェクトとは
ゼスプリ インターナショナル ジャパン株式会社が、2024年8月4日に始まる「ゼスプリ栄養改革プロジェクト」を発表しました。このプロジェクトでは、日本の食事と栄養に関わる課題の改善を目指し、全国の小学校、学童保育施設、こども食堂に対してキウイフルーツ10万食を無償提供する「キウイforキッズ」を実施します。今回の取り組みは、7月31日から参加希望の施設を募集しており、子どもたちの栄養不足を解消する一助となることが期待されています。
栄養不足の現状
最近の調査によると、78.5%の人々が「栄養バランスのとれた食事をとるには金銭的負担が大きい」と感じており、果物や野菜の価格上昇は特に厳しい状況です。このような背景により、栄養不足の問題は大人だけでなく、成長が重要な子どもたちにも影響を及ぼしているとゼスプリは指摘しています。共同保育世代の増加で、学童保育施設の利用者が約1万8,462人に達し、これらの施設が子どもたちの栄養管理に重要な役割を担うようになりました。特に、夏休みなどの長期休暇には、子どもの栄養バランスを気にかける家庭が増えており、給食の提供を行う施設も増加しています。
ゼスプリは、このような社会課題の解決に向けて、「キウイforキッズ」を通じて子どもたちの栄養不足を解消し、健康的な成長をサポートしたいと考えています。無償提供されるキウイフルーツは、栄養価が高く、特にビタミンや食物繊維を幅広く含んでいるため、子どもたちの食生活に役立つでしょう。
参加施設の応募方法
このプロジェクトへの応募は、2024年7月31日から9月30日まで受け付けられます。応募するには、ゼスプリの提供規約に同意する必要があり、全国の小学校や学童保育施設、こども食堂が対象です。特に、給食を提供している団体がプロジェクトに参加することが求められています。応募者には規約を読み、同意するとともに、申請後10営業日以内に事務局から連絡があります。
提供内容と注意事項
提供される商品は「ゼスプリ・グリーンキウイ」で、合計5万個、つまり10万食相当のキウイが無償で供給されます。計画された発送は2024年11月頃を予定しており、冷蔵便での発送となります。各団体は、キウイフルーツアレルギーを持つ子どもへの配慮を忘れず、必要な注意を払うことが求められます。
ゼスプリの社会的責任
過去においても、ゼスプリは日本国内で栄養改善に向けた様々な取り組みを実施してきました。今年も、公益社団法人日本栄養士会主催の栄養相談や、食育活動を行い、地域の子どもたちの健康に寄与しています。ゼスプリは、今後もコミュニティを支える活動を継続し、食生活の大切さを広めていく所存です。
社内での栄養に関する知識を深めたり、家庭で積極的に取り入れたりすることで、私たちも健康的な食習慣を築くことができます。ゼスプリの取り組みは、未来を担う子どもたちに明るい食生活へと導く大きな一歩となります。
この秋、ぜひ「キウイforキッズ」に注目し、皆さんも積極的に栄養バランスの取れた食事を取り入れてみてはいかがでしょうか。