三菱UFJキャピタル株式会社は、運営するファンドを通じて、体験型エンタメ「マダミス」の制作・アプリ事業を展開する株式会社Sallyに出資したことを発表しました。
マダミスは、物語に「参加」する新しい体験型エンターテインメントです。ユーザーは物語の登場人物の一人となり、その役を演じながら、ハラハラドキドキの展開を体験できます。楽しみ方はオンライン・オフラインどちらにも対応しており、Sally社は自社アプリ「ウズ」を通じて、全国どこでもマダミスを楽しめるサービスを提供しています。
さらにSally社は、「ウズスタジオ」を運営しており、ユーザーがマダミスのシナリオを制作できる環境を提供しています。これにより、体験者だけでなく、物語の制作者側もサポートすることで、新たなマダミス体験を生み出すことを目指しています。
今回の出資の背景には、マダミスが中国でオンラインから人気となり、実店舗が3万店舗を超えるなど、新しいエンタメジャンルとして急速に拡大している状況があります。Sally社は、「ウズ」アプリと「ウズスタジオ」を通じて、マダミスをより多くの人に知ってもらい、日本中に新たなムーブメントを起こしたいと考えています。
マダミスは、今後、実店舗、イベント、番組向けコンテンツ、法人研修など、様々な分野で活用される可能性を秘めています。三菱UFJキャピタルは、MUFGグループのネットワークを活用し、Sally社の更なる成長に貢献していくとしています。