音楽の力で新たな風物詩
2025-12-31 21:34:24

立川で音楽が織りなす年末の新しい風物詩「第1回 たちかわの第九」開催レポート

立川新たな文化の風物詩「第1回 たちかわの第九」



2025年12月22日、立川市の「たましんRISURUホール」で開催されたアマチュアオーケストラ「Musica Promenade」と市民団体「Raise the STREAM」が共催する「第1回 たちかわの第九」が大成功を収めました。このコンサートは、地域住民が気軽に音楽を楽しみながら、新たな年末の風物詩を築くことを目指しています。

開演前から、遠方から訪れる観客の姿が見られるなど、期待の高さが感じられました。多世代にわたる観客が集まった会場には約800名が来場し、ロビーには地元の書店「泰明堂」による書籍販売が行われ、ベートーヴェンゆかりの本が並びました。これにより、会場の雰囲気は一層華やかに演出されました。

プログラムは、親しみやすいクラシックの名曲からスタート。「天国と地獄」序曲や「カルメン」からの名曲群、さらには「トゥーランドット」のアリアなど、沢山の名曲が披露され、観客は拍手を送りました。また、RADWIMPSの『正解』では、特別に「正解合唱隊」として地元の小中学生が参加し、卒業式の定番曲として知られるこの歌を熱唱し、新たな感動を生み出しました。

プログラムのフィナーレには、ベートーヴェンの《交響曲第九番》第四楽章が演奏され、参加者で構成された「たちかわ第九合唱団」と「Musica Promenade」の演奏が見事に融合しました。初めて「第九」に挑む参加者や、親子三世代での参加など、まさに地域の多様性を体現した舞台となりました。

演奏後、会場には「ブラボー」という喝采が響き渡り、アンコールのフィナーレではクリスマスシーズンにふさわしいメドレーが披露され、観客全体が一体となって歌う姿も見られました。

「第2回 たちかわの第九」の開催も2026年12月27日(日)に決定し、さらなる地域交流と音楽文化の発展を目指しています。Raise the STREAMの代表、大垣敬之氏は、今回の成功を祝し、次回以降も多くの市民に楽しんでいただきたいという意向を語っています。

「音楽を通じて人々がつながり、同じ舞台での経験を共有できたことがとても嬉しい」とのコメントからも、その熱意が伝わります。

これは「たちかわの第九」が市民の年末の風物詩として根付き、地域に新たな流れを生むための第一歩にすぎません。観客や参加者の熱意に応える形で、今後の活動にも期待が高まります。

2026年も再び、立川の地に音楽の響きが広がることでしょう。


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Raise the STREAM
住所
東京都立川市
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