経営陣のための新たな支援プログラム「CxOリスキリング」
シェアエックス株式会社は、企業の経営陣や幹部を対象にしたデジタルトランスフォーメーション(DX)の戦略設計および実行を支援する新サービス「CxOリスキリング」を開始しました。このプログラムは、変化の速いデジタル環境で企業の競争力を強化し、成長を持続するために特化した内容になっています。
背景と日本の企業の現状
最近の日本経済新聞の記事によると、政府は少人数の中小企業とは異なり、2000人以下の企業を「中堅企業」と定義し、2024年を「中堅企業元年」へと位置づけ、様々な施策を推進しています。特に、DXに前向きな企業ほど売上の伸びが期待できるため、多くの企業がこの流れに乗ろうとしています。
しかし、現状の中堅企業や中小企業では、経営陣がITやデジタル領域に関して十分な知識を持たず、現場に任せる形でDXを進めているケースが散見されています。そこで、シェアエックスは経営陣や幹部のDX戦略設計を伴走する「CxOリスキリング」を開発しました。このサービスを通じて、戦略的なデジタル推進を実現しようとしています。
サービスの特徴
1. ワンストップ支援
「CxOリスキリング」では、企業経営陣を初めから伴走することで、DX推進の指標に基づいた現状分析を行い、課題を明確にし、具体的なDX戦略を提案します。サポートを提供する専門のDX人材が、戦略設計から育成までを一貫して支援します。
2. 専門人材の配置
業界ごとに経験・知識を持つDX人材が企業にアサインされ、契約期間中は同一人物が継続的に支援します。定期的にオンラインミーティングを行い、疑問点の解消を図ります。
3. デジタルスキル基準に基づく教育
経済産業省とIPAが示した「デジタルスキル標準」に準拠したカリキュラムを提供し、受講者のスキル向上を促進します。これにより、受講者は基礎から高度なスキルまで体系的に学ぶことが可能です。
実施フェーズ
プログラムは以下の3つのフェーズで構成されています。
PHASE-1: 現状分析
まず、無料のDX診断を通じて企業が抱える課題を見極めます。
PHASE-2: DX戦略の設計
専属のDX人材と共に、戦略を設計し不明点を解消します。
PHASE-3: DXの実行
設計したDX戦略に基づいて、実行フェーズでは手厚いサポートを行います。
今後の展望
シェアエックスは、都心から地方まで幅広い中小企業を対象にDXやリスキリングを支援し、企業の成長を促進することを目指しています。さらに、徳島県小松島市においても、地方自治体でのDX推進を強化していく方針です。
会社情報
シェアエックス株式会社は、リスキリング支援事業及びCxO人材の副業・転職マッチングサービスを提供しており、「CHANCE to CHANGE」をスローガンに掲げ、社会の変革に挑戦しています。詳しくは公式サイトをご覧ください。
シェアエックス株式会社ウェブサイト