全国のバス会社が集結！安全運行協議会を経てスノーツアー開始へ

全国のバス会社が集まる安全運行協議会

2025年11月27日、株式会社オリオンツアーが主催する「オリオンツアーバス安全運行協議会」が東京・神田で開催されました。この会議には、全国から73社、85名の運行バス事業者が参加し、安全運行と品質向上を目的に集結しました。特に今年度は、来シーズンのスノーボード＆スキーツアーを控え、参加者の意識をより高めることが求められました。

開会挨拶と決意表明

開会にあたり、オリオンツアーの第二事業部・岩橋が登壇し、参加者に感謝の意を表明しました。「お客様からいただいた声は、皆様の努力の証です」とし、事故報告が続く中での安全運行の重要性を強調しました。彼は具体的な重点項目として、長時間運転時の疲労管理や確実な点呼の実施、車両整備記録の精度向上を挙げ、「事故ゼロを目指して全力で取り組んでいきます」と決意を述べました。

安全＆品質管理基準の概要

オリオンツアーでは、運行会社や乗務員向けに「安全&品質管理基準」を定めており、以下の2点を基盤にしています。

- 安全運行の徹底：シートベルトの着用、過労運転の防止、安全確保のための管理。
- 管理の強化：安全性評価認定制度の導入、緊急時の対応体制の確認、安全コストの徹底。

特に夜行運行では、常に2名の乗務を義務付け、昼行バスでも長距離の場合は同様の措置が講じられます。

専門家を招いた講習

この協議会には、法務や労務、安全管理の専門家が招かれ、約3時間にわたって講義が行われました。ベアレ法務労務事務所の熊谷知史氏や、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社の岡田憲明氏など、各分野の専門家が講演し、参加者は新たな知識を得ることができました。

スキーツアーの好スタート

会議2日後の11月29日には、スノーボード＆スキーツアーの初回運行が開始されました。初回にも関わらず、多くのお客様が参加し、好調なスタートを切りました。特に今年は年末年始が最大9連休となるため、スキー・スノーボードツアーのニーズが高まっています。オリオンツアーでは、様々なニーズに対応したツアーを提供し、予約は特設WEBサイトで24時間受け付けています。