2025年版東北エリア街の幸福度＆住み続けたい街ランキング発表

大東建託株式会社が実施した、「いい部屋ネット街の幸福度ランキング2025<東北版>」と「いい部屋ネット住み続けたい街ランキング2025<東北版>」が発表されました。これらのランキングは過去5年間のデータをもとにしており、幅広い地域の居住者からの評価によって作成されました。

街の幸福度ランキング

2025年の「街の幸福度ランキング」では、宮城県富谷市が2年連続で1位に輝きました。富谷市は、「住みここち」の評価でも高い評価を受けており、その結果を裏付けるものとなっています。2位には青森県上北郡六戸町、3位には青森県三戸郡南部町がランクインしました。特に南部町は昨年の11位から大きく順位を上げ、地域の魅力が再認識される結果となりました。

なお、その他のトップ10に名を連ねたのは、福島県石川郡石川町、福島県大沼郡会津美里町、宮城県遠田郡美里町、福島県伊達郡桑折町など、いずれも前年より向上した自治体です。

住み続けたい街ランキング

「住み続けたい街ランキング」では、宮城県富谷市が5年連続で1位を獲得しました。富谷市は唯一、偏差値70台の高い評価を得ており、その住みやすさが愛され続けていることを示しています。2位には初登場の青森県南津軽郡田舎館村が選ばれ、昨年は集計の規定を満たさなかったためにランクインできなかった自治体です。3位には福島県伊達郡桑折町が名前を上げ、昨年の25位から大きなジャンプを果たしました。

さらに、昨年に続いて登場した山形県西置賜郡白鷹町も7位に入り、地域の魅力が広く評価されています。

調査の概要

この調査は、2021年から2025年までの5年間にわたり、東北エリア（青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県）に住む20歳以上の男女を対象に実施され、合計54,410名の回答をもとに集計されています。調査期間は2025年の2月21日から3月10日までで、その結果が反映されています。

この調査で得られた「街の幸福度」や「住み続けたい街」の順位は、居住者の意識や評価を反映したものであり、地域の振興や発展に向けての手がかりとなることでしょう。

この調査結果をもとに、今後も地域の魅力向上に向けた取り組みが進んでいくことを期待します。