グロウンダイヤモンド協会の挑戦
2023-08-25 09:00:02
日本グロウンダイヤモンド協会、5周年を機に新たな挑戦と普及活動を開始
日本グロウンダイヤモンド協会の5周年と今後の展望
日本グロウンダイヤモンド協会が設立5周年を迎え、この節目にラボグロウンダイヤモンド市場の発展に向けた新たな取り組みを発表しました。近年、ラボグロウンダイヤモンドの需要は世界中で急成長しており、特にアメリカ市場では驚異的な成長率を記録しています。ラボグロウンダイヤモンドの消費は、2022年にはアメリカ全体のダイヤモンド消費の50%以上を占め、急速に消費者の選択肢として定着しました。これにより、日本市場においても新たな挑戦が求められています。
日本の市場現状
世界のラボグロウンダイヤモンド市場は、今後の10年間で209億米ドルから525億米ドルへの成長が見込まれていますが、日本の市場は依然として1%以下のシェアに留まっています。この状況を打開するため、協会はこれまでの活動を振り返りつつ、進化の必要性を強く感じています。ここ数年の微増の傾向を受けて、日本のラボグロウンダイヤモンドを広めるためのさらなる啓発活動が求められています。
これからの取り組み
協会は、ラボグロウンダイヤモンドの価値を広めるため、オンライン・オフラインでの勉強会やセミナーを計画しています。特に、持続可能でエシカルな選択肢としてのダイヤモンドを提供するため、幾つかの新しい方針や活動も予定されています。また、公式ホームページを通じて、業界の最新情報を発信し、消費者に正確な知識を提供していく方針です。
さらに、協会認定の商品ラインのリリースも視野に入れており、消費者が安心してラボ製品を選べる環境整備に取り組みます。これにより、製品の誤解を招かないように、ラボグロウンダイヤモンドと天然ダイヤモンドの明確な区別も強化される予定です。
高まる国際的競争力
日本のラボグロウンダイヤモンド市場が国際的な競争力を備えるためには、研究開発が急務です。協会は国内外の大学や機関との共同研究を進め、日本独自の技術を活かした高品質なラボ製品を開発していく計画です。この方向性に則って、日本はラボグロウンダイヤモンドの新しいハブとしての地位を建立できるでしょう。
石田茂之代表のメッセージ
協会の代表理事である石田茂之氏は、「5年間の取り組みを通じて様々な課題に直面しましたが、今後は新しい風を取り入れ、より多くの人々にラボグロウンダイヤモンドの魅力を伝えることが重要です」と述べています。さらに、消費者への正しい情報提供を強化し、業界全体の信頼を醸成していくことが使命であるとし、継続的に啓発活動を行っていく意気込みを示しました。
今後のイベントと書籍のご紹介
協会は、代表理事が著者を務める書籍『新世代の輝きラボグロウンダイヤモンド』を公開しました。この書籍は、ラボグロウンダイヤモンドの現状や将来について詳しく解説されています。また、9月13日にオンライン勉強会を開催する予定で、興味ある方々に参加を呼びかけています。最新の情報や知識を学ぶための貴重な機会です。
まとめ
設立5周年を迎えた日本グロウンダイヤモンド協会は、今後の成長に向けた新たな取り組みを積極的に進めていきます。ラボグロウンダイヤモンド市場の健全な発展を支援し、より多くの消費者にその価値を伝えられるよう全力で取り組んでまいります。持続可能な未来のための美しい選択肢として、ラボグロウンダイヤモンドをぜひご検討ください。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人日本グロウンダイヤモンド協会
- 住所
- 大阪府大阪市東成区大今里2-28-10
- 電話番号
-
03-6824-7838