空間に溶け込む美しいコントラクト家具「Lignimo」誕生

Lignimo（リグニモ）誕生の背景

フクビ化学工業株式会社は、室内空間を美しく彩るための新しいコントラクト家具ブランド「Lignimo（リグニモ）」を2025年8月1日に立ち上げることを発表しました。このブランドは、屋外家具の製造で培った確かな技術と経験を基に、屋内向けに開発されました。ブランド名は、木や植物の構成成分である「Lignin（リグニン）」に加えて、一流を意味するラテン語「Primo（プリモ）」に由来しています。このため、リグニモは選び抜かれた素材と高い技術力で、空間に本質的な価値を提供することを目指しています。

デザインコンセプト

「Lignimo」は、エントランスやロビーなど、人を迎え入れる特別な空間において、その上質感を高めることを目的として設計されています。木の温もりと洗練された存在感を感じさせつつ、過剰な装飾に頼ることなく、自然に調和するデザインを追求しています。これにより、利用者に心地よい印象を与えられるよう考慮されているのです。

第一弾製品「リグニモレスト」

リグニモの第一弾として登場するのは、静かな存在感と重厚な雰囲気を持つベンチ「Lignimo REST（リグニモレスト）」です。このベンチは、木のぬくもりと鋼の強さを融合させた室内向けの製品であり、大きな木材の座板が持つ存在感と、折りたたまれた板状スチール脚の美しい構造が魅力となっています。特に重厚感がありつつ、細身の横顔で空間に自然に馴染むデザインだと言えます。

バリエーションとカスタマイズ

「リグニモレスト」には、幅1500mmの「リグニモレスト1500」と、幅1200mmの「リグニモレスト1200」という2つのサイズが用意されています。そして、4種の木材（ブラックウォルナット、ブラックチェリー、オーク、ハードメイプル）と2色のスチール脚を組み合わせることで、全8パターンの色バリエーションが実現しています。このような木材と脚部とのコンビネーションによって、内装のデザインに対して家具が際立つことも、逆に調和させることも可能です。