株式会社SpecteeがE2ラウンドで12.5億円の資金調達を実施
最近、株式会社Specteeは、東京都千代田区に本社を構え、レジリエンス領域に特化したスタートアップとして、E2ラウンドでの資金調達を行ったことを発表しました。この資金調達では、総額12.5億円を調達し、これにより累計調達額は32.5億円に達しました。
資金調達の目的と重要性
今回取得した資金は、主に製造業向けサプライチェーン・リスク管理クラウド「Spectee SCR」の事業拡大とプロダクト強化に活用される予定です。具体的には、TIS株式会社と積水ハウス投資事業有限責任組合が新たに株主として加わり、商工中金からの融資も受けています。これにより、E2ラウンドのセカンドクローズが今年の春に予定されています。
不確実性が増す製造業の現状
ここ数年、製造業のサプライチェーンは、地政学的リスクの高まり、気候変動に起因する自然災害、特定地域への依存による供給の不安、そして高度化するサイバー攻撃によって、昔には見られなかったほどの不確実性に直面しています。企業にとって、「どこで何が起きているか分からない」といった状況が最大のリスクになっています。
このような環境の中で、製造業が抱えるサプライチェーン・リスク管理の課題は大きく2つに分けられます。ひとつは、災害や地政学リスクの兆候をリアルタイムで把握できないこと、もうひとつは部品や原材料にまで及ぶ多層的なサプライチェーンの全体を把握しきれないことです。
『Spectee SCR』による革新
『Spectee SCR』は、これらの課題を解決するために開発された次世代型のサプライチェーン・リスク管理クラウドです。世界トップクラスのリスク情報プラットフォームと、全球に広がるサプライチェーンの多層的な構造を可視化する「サプライヤー連携」機能を組み合わせたこのシステムは、リスク情報をリアルタイムで処理し、影響を受けるサプライヤーや部品を即座に特定できます。
AIによる予測と意思決定支援
さらに、『Spectee SCR』は情報の提供に留まらず、AIによるリスク予測や危機回避に対するインサイトを提供することにより、企業が迅速に意思決定を行える基盤を作ります。このことで、製造業が現在直面している様々なリスクを乗り越える手助けをします。
今後の展望
Specteeは、これからもサプライチェーン全体のレジリエンスを高め、社会や産業の持続的な成長を支えるインフラとしての役割を果たしていく意向です。サプライチェーン・リスク管理の革新を通じて、企業の活動を支えることが期待されます。
また、公式サイトでは『Spectee SCR』の詳細や各種サービスについても記載されておりますので、興味のある方はぜひ一度確認してみてください。
『Spectee SCR』公式ページ
株式会社Specteeについて
株式会社Specteeは、レジリエンス領域に特化したAIを活用したSaaSを提供する企業です。「危機を可視化する」をミッションに、SNS情報や気象データ、人工衛星データを駆使して、世界中で発生する災害やリスク情報の収集・解析を行っています。予防的なBCP(事業継続計画)やサプライチェーン・リスク管理の手法として、多くの企業や自治体からの導入が進んでおり、2024年には契約数が1,000を超える見込みです。
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