株式譲渡でLGICを完全子会社化、自治体のDX推進を強力サポートへ

株式会社No.1がLGICを完全子会社化

株式会社No.1（本社：東京都千代田区，代表取締役：辰巳崇之）は、2025年10月31日を持って熊本県の株式会社LGICの株式を100%取得し、完全子会社化することを発表しました。これにより、No.1は自治体や教育機関向けのデジタル化推進を一層強化します。

LGICの強みと役割

LGICは自治体、学校向けにネットワークインフラを構築し、データセンター事業やICT支援サービスも展開しています。独自に整備した通信網と、仮想化ソリューションを利用することで、高性能かつ低コストでのサービスを提供するビジネスモデルを確立しています。このサービスは、予算が限られた自治体にとって非常に魅力的です。実際に、民間調査機関の統計によると、多くの自治体職員が自組織のDX推進に遅れを感じており、その一因は「人材不足」や「コスト問題」であることが明らかになっています。

DX推進の重要性

現在、政府や地方自治体はDX（デジタルトランスフォーメーション）を推進する必要が高まっていますが、財政状況が厳しいため予算確保が課題となっています。LGICのサービスは、質が高く安価であるため、多くの自治体がこのニーズに応えることができます。特に月額定額のプランは、デジタル化に対する費用を気にする自治体にとって最適な選択肢となるでしょう。

全国展開に向けた期待

今後は、No.1がLGICの事業に技術者を提供し、育成することで、全国にサービスを展開する計画です。これにより、LGICが持つ強力なICT支援とアプリケーションサービスが全国の自治体や学校教育施設に広がり、地域社会のデジタル化を一層促進します。No.1は「全省庁統一資格」を有し、全国に広がる実績のある納入ルートを活用することで、事業展開が可能となります。