NBAバレエ団の新作「シンデレラ」世界初演に注目
日本のバレエ界に新風が吹き込まれる。2021年2月6日、7日の二日間、NBAバレエ団は元英国ロイヤルバレエ団のプリンシパル、ヨハン・コボーが振付を手掛けた新作「シンデレラ」を世界初演する。公演は東京文化会館で行われ、バレエファンにはたまらない期待が寄せられている。
新たな視点で描かれるシンデレラの物語
この新作「シンデレラ」は、誰もが知るシャルル・ペロー原作の物語に基づいているものの、コボーの振付によりユニークなアレンジが施されている。クリエイターの彼は、バレリーナを夢見る少女が逆境を乗り越え、“真実の愛”を見つける旅を描いており、信じることの力を再認識させる内容となっている。さらに、この物語は温かなユーモアに満ちた演出もあり、観客をワクワクさせること間違いなしだ。
クラウドファンディングで支えられた公演
NBAバレエ団は、このプロジェクトを約1年前に始動させたが、新型コロナウイルスの影響で当初のスケジュールが狂い、2020年に予定されていた公演が中止となってしまった。バレエ団の運営が難航する中、全て新たに作られる舞台装置や衣装の制作資金にも影響が及び、そこで初めてクラウドファンディングを行うこととなった。
その結果、約2か月間で202件の支援を受け、目標金額を大きく上回る418万円を集めることに成功。多くの人々の協力によって新作の上演が実現した。支援者の思いが込められた新しい衣装とともに、新たな「シンデレラ」の世界観が楽しめる。
豪華なゲスト出演者も注目
さらに、特別ゲストとして英国ロイヤルバレエ団のプリンシパル、フランチェスカ・ヘイワードが出演する。彼女の存在感あふれるパフォーマンスは、観客の心をつかむこと間違いなしだ。157cmの小柄なダンサーが繰り出すダンスは、洗練された技術と力強さを兼ね備え、舞台上での共演が楽しみである。
バレエの新しい魅力を発見する時
この公演に対する期待は、NBAバレエ団の芸術監督久保紘一氏も語っている通り、ただ良い演技を観るだけでなく、新たな作品に触れる高揚感やスリルを体験することにある。今回のシンデレラでは、特に現代的な視点から演出が行われ、これまでにない新たな物語が提示される。
公演は東京文化会館で6日と7日の二日間にわたって行われ、チケットはすでにオフィシャルファンクラブと一般で販売中。「シンデレラ」の公演を通じて、観客は新たなバレエの魅力を感じ取ることができることでしょう。
公演概要
- - 公演名: NBAバレエ団『シンデレラ』
- - 公演日: 2021年2月6日(土) 開場17:15 開演18:00
2021年2月7日(日) 開場13:15 開演14:00
- - 公演場所: 東京文化会館大ホール
- - 料金: SS席 12,000円, S席 10,000円, A席 8,000円, B席 5,000円
※3歳未満の入場はご遠慮ください。
期待の新作「シンデレラ」は、観客に感動と希望を届けることでしょう。ぜひこの機会に、舞台に足を運んでみてはいかがでしょうか。