北海道の機能性表示食品制度「ヘルシーDo」でアミノアップ化学の素材配合製品が認定！

北海道の機能性表示食品制度「ヘルシーDo」でアミノアップ化学の素材が認定

2015年3月2日、北海道の機能性表示食品制度「ヘルシーDo」において、株式会社アミノアップ化学の機能性素材を配合した10製品が新たに認定されました。アミノアップ化学が開発した「AHCC」、「オリゴノール」、「ETAS」といった素材が、その製品に配合されている点が大きな特徴です。

この認定により、アミノアップ化学の素材を使用した食品は、「ヘルシーDo」の認定マークを付して販売されることになります。このマークは、北海道が科学的な根拠に基づいて機能性を認めた証であり、消費者の購買意欲を高める効果が期待できます。

「ヘルシーDo」は、2013年4月に開始された日本初の食品機能性表示制度です。健康食品等に含まれる機能性成分に関する科学的な研究を北海道が認定する制度で、食品の高付加価値化による食関連産業の振興、そして消費者のニーズに応える情報提供を目的としています。

今回の認定では、アミノアップ化学の製品に加え、他の企業の製品も合わせて17製品が認定されました。これにより、「ヘルシーDo」認定製品の総数は43製品に増加しました。道外からも注目が集まっており、同様の制度を検討している自治体も出てきています。

アミノアップ化学の機能性素材

アミノアップ化学は、1984年の設立以来、「身近な天然素材から健康に役立つ製品をつくる」という理念のもと、科学的に裏付けられた機能性素材の開発に力を入れています。

今回の認定製品に配合されている3つの機能性素材について、詳しく見ていきましょう。

AHCC（Active Hexose Correlated Compound）

シイタケ由来の植物性多糖体混合物であるAHCCは、免疫機能のサポートに役立つ素材として知られています。日本国内のみならず、世界各国で販売され、統合医療の分野でも活用されています。高い品質管理体制を敷いており、ISO9001やISO22000などの国際規格認証を取得しています。

オリゴノール（ライチ由来低分子化ポリフェノール）

オリゴノールは、長崎大学との共同開発により生まれた、吸収性の高いポリフェノール素材です。従来のポリフェノールに比べて、生体への吸収率が格段に向上しています。サプリメントや食品、化粧品など、幅広い分野で活用されています。米国ではFDAに新規食品成分として登録され、安全性も確認されています。

ETAS（Enzyme-Treated Asparagus extract）

ETASは、北海道産アスパラガスの未利用部分を活用した素材です。酵素処理によって作られ、体の細胞内の熱ショックタンパク質（HSP）の発現を誘導することで、抗ストレス効果や快眠作用、脳機能改善効果などが期待されています。2015年1月には、米国でSelf-Affirmed GRASを取得しています。

アミノアップ化学について

アミノアップ化学は、北海道札幌市に本社を置く企業です。バイオテクノロジーを駆使し、植物生育調節物質や担子菌由来抽出物などの製造・販売を行っています。2011年には、環境配慮型の工場と事務所棟を新設。太陽光発電や地中熱ヒートポンプなどを導入し、CO2排出量を50％削減するなど、環境保全にも積極的に取り組んでいます。