カインズのDIYコミュニティ「CAINZ DIY Square」が進化
カインズが運営するオンラインDIYコミュニティ「CAINZ DIY Square」が、ついに会員数10万人を突破しました。これを記念して、2025年10月1日にサイトをリニューアルしたことが発表されました。このリニューアルでは、利用者がより快適に交流し、有用な情報を見つけやすくするための新機能が実装されました。
「CAINZ DIY Square」は、DIYを愛する人々が自らの生活の一瞬を記録・シェアし、つながることができる豊かなコミュニティサイトです。今回のリニューアルでは「coorum」を基盤とした機能強化が図られ、ユーザーエンゲージメントの向上が期待されています。
リニューアルのポイント
1. UI/UXが全面刷新
カインズは「coorum」を通じて、DIYや料理、ペットなどの人気ジャンルをトップページで分け、SNSのように気軽に投稿を見られるデザインを採用しました。これにより、初めて訪れる方でもスムーズに操作でき、同じ趣味を持つ仲間と繋がりやすい環境が整いました。
2. 新機能「DIY Log」の導入
「DIY Log」は、ユーザーが商品購入やDIY作品の制作体験を手軽に記録できる機能です。この新機能にはコレクション図鑑機能とシェア機能が追加され、ユーザー同士が交友を深める新たなきっかけを生み出します。これにより、個人の活動が整理されるだけでなく、コミュニティ全体が賑わいを見せることでしょう。
3. 「マイスター制度」の設立
新たに導入された「マイスター制度」で、Q&A機能「みんなに質問」で優れた回答を提供したユーザーが「マイスター」として認定されます。そうした取り組みにより、コミュニティ内での活発な情報の交換が進むことが期待されます。
カインズからのコメント
カインズをご担当の方は、CAINZ DIY Squareが持つ「共感」と「優しさ」を強調し、コミュニティがより使いやすくなったことに自信を持っています。また、2021年に開設されたこのコミュニティが多くの人々に利用され、会員数が激増したことも喜ばしい成果です。今後さらに、DIYや生活を楽しむユーザーが安心して交流できる場を目指していくと述べています。
「CAINZ DIY Square」のこれまでの施策と成果
2021年11月から本格的にスタートしたこのコミュニティでは、利用者の声を収集し、キャンペーン企画という形で継続的に施策を実施してきました。その結果、コミュニティ活動が購買行動にも好影響を与える結果が得られています。
コミュニティ内での交流やDIYワークショップへの参加によって、ユーザーのロイヤリティが向上し、会員の年間購入金額が非会員と比べて1.8倍に達しました。
メーカーがコミュニティ内で商品の魅力を発信することで、ユーザーとメーカーの関係が築かれ、実際の購買行動にもつながりました。
コミュニティで行われたカインズオリジナル商品のモニター企画を通じて寄せられたレシピやアイデアは、公式サイトや店舗媒体で活用されています。
最後に
今後も「CAINZ DIY Square」は、ユーザー同士がアイデアや経験を積極的に共有できるコミュニケーションの場を育てていくことを目指しています。カインズは、家庭用品・DIY商品を充実に展開しているホームセンターチェーンであり、その魅力と可能性はますます広がっていくでしょう。