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フィート、国際福祉機器展へ出展

株式会社フィートは、2025年10月8日から10日まで開催される「第52回 国際福祉機器展 H.C.R.2025」に出展することを発表しました。この展示会は東京ビッグサイトの西・南展示ホールにて行われ、フィートは国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)のブースで、独自の聴覚支援アプリケーションを披露します。

出展するアプリの概要

フィートが展示するアプリは、(1)「こえとら」と(2)「SpeechCanvas」の二つです。

1. 「こえとら」アプリ

「こえとら」は、健聴者と聴覚障害者のコミュニケーションを円滑にするためにデザインされたスマートフォン向けアプリです。NICT の高度な音声認識技術を利用して、声を文字に変換し、さらに文字を声にする機能も兼ね備えています。このアプリは、利用者がスムーズに意思疎通を図れるように支援します。2025年8月の時点で122.5万ダウンロードを達成しており、多くのユーザーに愛用されています。

2. 「SpeechCanvas」アプリ

「SpeechCanvas」は、公共の場や教育機関、雇用企業などでの対面コミュニケーションを支援するためのアプリです。音声と筆談のセッションを融合させ、聴覚障害者との会話を支援します。このアプリが普及することで、より多くの場所での利用が期待されています。

アプリの価値と展望

フィートは、これらのアプリを通じて、聴覚障害者の社会参加を促すことを目指しています。健聴者とのコミュニケーションにおいて、手話や筆談を使用しなくても良い環境を作ることで、聴覚障害者の生活の質が向上することに取り組んでいます。ブースでは接客をするスタッフが常駐し、参加者にアプリの機能や利点について詳しく説明します。ぜひブースに立ち寄って、各アプリの実際の動作を体験してみてください。

協賛について

「こえとら」は、2025年10月現在、総務省や通信事業者6社の協賛の下、電気通信分野における障害者支援の普及を目的として無償提供されています。これにより、より多くの方々にサービスを届けることができる環境が整っています。協賛企業に対する手厚い支援を受けながら、今後もサービスの向上に努めてまいります。

ご来場のお願い

フィートは、社会が抱えるコミュニケーションの壁を取り除くために挑戦し続けます。今年の国際福祉機器展は、聴覚障害者にとっての新しい支援の形を見つける最良の機会です。皆様のご来場を心よりお待ちしています。

また、協賛などの制度についての詳細はフィートの公式サイトまたは展示会の公式ページにてご確認ください。私たちの取り組みにぜひご参加いただき、一緒に聴覚障害者支援の新たな未来を築いていきましょう。

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