ispaceの2025年Q1決算
2024-08-09 18:44:58

株式会社ispace、2025年Q1決算を発表。宇宙開発事業も着実に進化

株式会社ispaceが2025年3月期Q1決算を発表



2023年8月9日、東京都中央区に本社を構える株式会社ispaceは、2025年3月期の第一四半期決算を発表しました。詳細は同社のIRサイトにて公開されており、決算短信や説明資料、さらには決算説明会の録画も順次開示されています。

経営成績概要



今回発表された決算によると、2025年第1四半期の売上高は635百万円でした。前年同四半期は606百万円の売上を上回ったものの、一時的な売上増の影響を受けたため実際は若干の減少が見られました。

営業損益は2,295百万円の赤字、当期純損益についても1,579百万円の赤字となっています。この原因として、ミッション1が完了したことによる売的一括計上の消失や、各ミッションの開発に伴う販売管理費の増加が挙げられています。

加えて、研究開発費は1,411百万円と前年同期比で増加。これは日本のミッション2の開発費に加え、商業ミッションである米国のミッション3関連費用が計上されたためです。またミッション3の開発が進むにつれ、米国拠点の従業員数も増加し、給与と手当が475百万円に上昇しました。

未来への取り組み



ispaceは通期で71%の増収を見込んでおり、主にミッション3からのペイロード売上が牽引すると予想されています。取締役CFOの野﨑順平氏は、「新年度を迎え初めての決算発表で、通期予想において増収が見込まれる事業構築は順調」と述べています。

現在、企業は宇宙事業への関心を高めるとともに、シスルナ経済圏の構築にも着手。ミッション2の打ち上げを今年の冬に控えており、開発進捗を可能な限り公開することに注力しています。

株式会社ispaceについて



ispaceは「Expand our planet. Expand our future.」をビジョンに掲げ、月面資源開発に取り組む宇宙スタートアップ企業として2010年に設立されました。日本、ルクセンブルク、アメリカに拠点を置き、約300名のスタッフが在籍。

すでに2022年12月11日にはSpaceXのFalcon 9を使用し、同社初のミッション1を遂行し成功を収めています。今後もミッション2、3、そして6の打ち上げをそれぞれ2024年と2026年に予定しており、特にミッション3の成功により「アルテミス計画」にも貢献する計画です。

結論



株式会社ispaceは現在、宇宙開発という大きな目標に向けての取り組みを加速しています。今後の成長が期待される中、宇宙事業への関心を高めるための活動にも注目が集まります。今回の決算発表はその第一歩と言えるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社ispace
住所
東京都中央区日本橋浜町3-42-3住友不動産浜町ビル3F
電話番号

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