名古屋商科大学で進む探究型学習と国際教育の融合
2026年5月21日、名古屋商科大学に東京都台東区にある岩倉高等学校の教員が訪れ、特別視察プログラムが実施されました。このプログラムは、名古屋、丸の内、日進の各キャンパスを巡り、教育現場の先進的な取り組みが紹介されました。特に注目されたのは、「総合的な探究の時間」を核とした探究型学習の深化を図る取り組みです。
名古屋キャンパス:主体的な思考を育むケースメソッド授業
視察の一環として、名古屋キャンパスでは経営管理課程(BBA)の授業が公開されました。この授業では実際の企業事例を使って学生が主体的に議論を行うケースメソッド型授業が行われており、単なる知識の習得以上に、学生自身の考えや判断を促すプロセスに注目が集まりました。これは、高校教育における探究型学習と非常に親和性が高く、教育関係者たちはその効果に期待を寄せています。
学生は授業を通じて多様な視点から意思決定を行い、自らの意見を言語化する力を養います。唯一の正解を求めるのではなく、問いを立て、議論を重ねる姿勢が重視されており、学生たちの学びがより深まる内容となっています。
日進キャンパス:英語での専門教育とグローバル環境
日進キャンパスでは、「Big Data and Analytics」や「Financial Analysis」といった英語で開講される専門科目の視察が行われました。ここでは、英語教育に留まらず、多様な学問領域が融合した授業が展開され、学生たちが国際的な視点を持つための重要な機会となっています。加えて、国際寮や学習施設の見学を通じて、国際色豊かな学生生活の実情も体感していただきました。
さらに、系列校のNUCB International Collegeでは、英語・アート・サイエンスを融合した授業が公開され、本学が提供する実践的なグローバル教育の姿が明らかになりました。これは、国際社会での活躍を目指す学生にとって、非常に価値のある経験となることでしょう。
丸の内キャンパス:社会人MBA教育の実態と模擬授業
丸の内キャンパスでは名商大ビジネススクールが開催され、社会人向けのMBA教育が公開されました。英語による授業やライブ配信対応の教室など、世界基準の教育環境が整っています。また、栗本博行学長による模擬授業も行われ、参加者は実社会と直結した教育理念について深く理解する機会が与えられました。
名古屋商科大学は、探究型学習や国際教育を通じて、人材育成に注力しており、今後も高校教育と大学教育の接続を強化する方針です。これにより、学生たちはより実践的で国際的な学びを得ながら、未来に向かって成長することが期待されます。
名古屋商科大学の特徴
名古屋商科大学は、AACSB・EQUIS・AMBAのトリプルクラウンを取得した唯一の高等教育機関で、特に経営大学院のケースメソッド教育の実績が際立っています。「自ら考え、判断し、発信する人材」の育成を目指し、世界63カ国196校との提携ネットワークを活用しつつ、英語を公用語とするGlobal BBAも設置しています。これにより、国際社会で活躍できる人材育成に力を入れています。
このように名古屋商科大学は、未来の教育モデルとしての役割を果たしつつ、学生にとって魅力的な学びの場を提供しています。