自撮り消費急増
2016-02-04 16:25:04
自撮り消費の高まり、女性のファッションへの意識と支出が変わる
自撮り消費の高まり、女性のファッションへの意識と支出が変わる
最近、女性たちの間で自撮りを通じた消費行動、「自撮り消費」が注目されています。自撮りの経験がある女性は、そうでない女性に比べてファッションにかけるお金が約1.3倍も多いことが分かりました。今回は、この新たなトレンドの背景や、女性たちのファッション意識に迫ります。
自撮り経験は半数以上!
アンケートの結果、自撮りを経験したことがある女性はなんと53.7%に達しました。言い換えれば、ほぼ2人に1人が自撮りをしているということになります。この自撮り行動は、多くの女性たちの日常の一部となっているようです。
SNSへの投稿は約4割!
自撮りをしたことがある女性のうち、38%が自撮り写真をSNSに投稿しています。これにより、自撮りはただの自己表現でなく、他者とのコミュニケーション手段としても役立っています。興味深いことに、自撮り投稿において「服装」が褒められると嬉しいと感じる女性が約5割もいることが分かりました。
服装への意識が高まる
自撮りを通じて、外見に対する意識が高まっているのは明らかです。服装に気を使っている女性が多く、SNSに投稿する際には、以前の投稿で着た服と同じかどうかを気にする女性は64%に達しました。このような「自撮り消費」が生まれる背景には、他者からの評価を意識したファッション選びがあるようです。
自撮り経験者の支出分析
ファッションに使う1ヶ月の金額を比較したところ、自撮り経験のある女性の平均支出は9,827円、これに対し経験のない女性は7,254円でした。自撮りを通じてファッションへの支出が増加していることが示唆されています。また、自撮りをする女性ほど、服装への満足度も高まり、より多様なファッションを求めているようです。
不要な服の再利用と自撮り消費
近年、多くの女性が不要な服やファッション小物をインターネット上で売買しています。自撮り消費の背景には、このような再利用活動も見られ、新品だけでなく、状態の良い商品を賢く手に入れていることが分かります。インターネット上でのファッションの流通が活発化していることから、さらにファッションへの意識が高まる原因となっています。
ZOZOフリマの登場
「自撮り消費」を後押しする新たなサービスとして、ファッション特化型のフリマアプリ「ZOZOフリマ」が登場しました。このアプリは、出品されたアイテムが人気ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」にも掲載され、ユーザーは手軽にファッションを売買できる仕組みになっています。これにより、女性たちは自撮りで気に入った服を賢く取引し合うことが可能となっています。
結論
自撮り記録は、単なる自己表現を超えて、女性たちのファッションや消費行動に大きな影響を与えています。この傾向は今後も続くと言われており、自撮りを介した新たなファッション文化の形成が期待されます。自撮り消費がどのように進化し、進展していくのか、引き続き注視していく必要があるでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社ブラケット
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前5−52−2 青山オーバルビル3階
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